家庭ごみ有料化の条例提案は見送るべきです
2016年 05月 25日
5月24日、共産党東久留米市議団は、あらかじめ18日に提出したふたつの申し入れ文書について、並木市長と懇談しました。ひとつは、家庭ごみ有料化に関する申し入れ。もうひとつは、熊本地震被災者への支援および市地域防災計画の見直しについて、です。
なぜ条例提案を見送るべきか―4つの理由
懇談の中心は、家庭ごみ有料化についてです。市長は、6月議会に有料化の条例提案を予定していますが、これは見送るべきだと求める内容です。理由としてあげているのは次の4点です。
(1)4回の説明会でも積極的に賛成との声がきわめて少なく、反対の声や心配の声がたくさんあげられている。また、パブリックコメントでも反対意見が圧倒的であったことなど、有料化に対する市民の理解は広がっていないこと。
(2)市民のくらしは改善されておらず、新たな負担増になる有料化は避けるべきであること。
(3)ごみ減量のとりくみはまだ道半ばであること。
(4)有料化についての説明会は決定的に不足していること。
有料化推進の立場であっても、市民の理解がないまま強行してはなりません
たとえ、有料化推進の立場であっても、市民の理解がないまま強行することはあってはならないです。議案を出すかどうかの最終判断は市長です。賢明な判断をされるよう求めました。
市長は、有料化をすすめていく考えを示すとともに、4回の説明会を通じて、実際にどう変わっていくのか質問も多く、ていねいに進めないといけないと感じたと述べていました。26日の議案説明会で、どのように説明されるでしょうか。
いよいよ、6月議会が目前です。
by hara-noriko | 2016-05-25 01:47 | 市政報告 | Comments(0)