長時間労働をなくしましょう   

電通社長が辞任を表明
 電通の社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が過労自殺した問題で、電通の石井直社長は28日夜、引責辞任を表明しました。この日、厚生労働省東京労働局が、労働基準法違反の疑いで電通と東京本社の幹部を書類送検しました。労使協定で定めた上限を超える違法な残業をさせた疑いです。改めて、高橋まつりさんのお母さんが書かれた手記に思いを重ねました。
過労自殺した高橋まつりさんのお母さんが手記 労働環境の改革訴える
 25日の朝、新聞を見て改めて胸が痛みました。高橋まつりさんが過労自殺して1年。クリスマスの日が命日でした。お母さんの手記が新聞に載っていました。生きて社会貢献したかったと思うと訴え、いつも通りの暮らしを奪われた苦しみを綴っておられました。
 手記の最後の方に、こう書いてありました。「決して見せ掛けではなく、本当の改革、労働環境の改革を実行してもらいたい」と。
政治の責任は重大 野党4党が共同で改革提案
 政治の責任は重大です。お母さんの声にしっかり応えていくことが必要ではないでしょうか。私たち日本共産党は、労働環境の抜本的な改革のために働きかけを強めていきます。クリスマスの日に命を絶つという悲しいことを二度と繰り返されないように政治が役割を果たすときです。
 日本共産党、民進党、自由党、社民党の野党4党は、過労死や長時間労働をなくすために、残業時間の法規制などを盛り込んだ労働基準法改正案(長時間労働規制法案)を国会に提出するなどして、長時間労働をなくすために足並みをそろえています。
 野党4党案には、▽労使協定を結べば青天井になっている残業時間に法的上限規制を設ける▽次の勤務時間まで一定の休息時間を設ける「インターバル規制」を新たに導入する―ことなどを盛り込んでいます。
残業時間は法律で規制する
 労働基準法は、「使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について40時間を超えて、労働させてはならない」(32条)と定めています。しかし、36条にある「三六(さぶろく)協定」の特別条項を労働組合と結べば、青天井で長時間残業ができることになっています。
 電通の高橋まつりさんは、うつ病になる直前、月130時間以上の残業をさせられていました。電通の「三六協定」では、残業を月70時間までとしていたので、それを超える残業が違法となって強制捜査・書類送検の対象となりました。電通では、労働時間の記録が労働者による「自己申告」となっており、高橋さんは月70時間を下回るよう申告させられていました。法律で残業の上限を規制するとともに、自己申告制をやめさせることも大事な課題です。
 次の勤務まで一定の休息時間を設ける「インターバル規制」については、国際労働機関(ILO)が休息時間を連続11時間以上(医療労働者は12時間)確保する方向を打ち出しています。
 来年、2017年は、長時間労働が当たり前になっている日本をいっしょに変えていきましょう。

朝の宣伝でも「長時間労働をなくそう」と訴えています(東久留米駅西口)
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ダイサギがいる風景(清瀬市)
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by hara-noriko | 2016-12-30 14:15 | 国政 | Comments(0)

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