障害者と家族が安心して過ごせる政治に
2017年 02月 19日
2月15日、日本共産党清瀬市議団主催による、障害福祉問題の懇談会に参加させていただきました。15名ほどの障害をもつ人達の親御さんが集まってくださり、日ごろ考えていることや悩みなどを話してくださいました。
お子さんたちの年齢は、おおむね30代~40代。お子さんたちが年齢を重ねてきていることと、保護者のみなさんが高齢になってきているなかで、「この先どうなっていくのか」という不安がこもごも語られました。
切実な声ばかり
「子どもを車で病院に連れていっているが、いつまで運転できるか。近くの病院に変えようとも思うが、子どもはこだわりが強く変えられない」
「医療費がかかる。大人になってからアトピー性皮膚炎にもなり、薬代も高くたいへん。あわせて、1カ月に5万円もかかる」
「歯科通院で1回2000円から3000円もかかる」
「重度なので医療費はかからない。でも、行動援護を受けられる事業者がいない」
「グループホームが足りない」
「多摩北部医療センターで、障害者がいつでも安心してかかれるように、受け入れの改善をしてほしい」など…。
国、都、市それぞれに対するとりくみを強めたい
なんといっても胸が痛かったのが、「普通なら子どもが大きくなれば安心できるが、障害者の場合はずっと人並みに安心した暮らしができない」「毎日が綱渡り。何もありませんように、と思いながらすごしている」「自閉症の子どもは一般就労したが、そこでうまくいかず、傷つき、不安定になってしまった。親も疲れてしまった」などの声です。
少しでも障害者のみなさんとそのご家族が安心して過ごせるように、政治の光が当たるようにしなければ。うかがったご意見を整理し、国、都、市それぞれに対するとりくみを強めたいと思います。
by hara-noriko | 2017-02-19 00:36 | 活動日誌 | Comments(0)