良心的な保守のみなさんと力を合わせて   

 5月9日に「都議選勝利をめざす全都・党と後援会の決起集会」(東京都中野区)がありました。あぜがみ三和子都議と私が決意表明を行いました。
 私は、予定候補として活動するなかで、大事だと思っていることについて話しました。都政刷新とともに、時代を後戻りさせる安倍政治を終わらせる審判をこの首都東京から示していきたい。良心的な保守のみなさん、無党派のみなさんと力を合わせてとりくみたい。その思いをこめて…。

市民を苦しめる「都政の壁」を破りたい
 私はこれまで5期18年間、東久留米の市議会議員をしてきました。その中で、政治を動かすのは市民のみなさんだということ、一致点を大事にして、要求の実現をすすめることの大事さを学ぶと同時に、さまざまな課題解決のためには「都政の壁」を破ることが大事だということを痛感してきました。
 いま、清瀬市、東久留米市でも公立保育園の廃止、民営化が進んでいますが、こういう問題も公立保育園運営費への東京都の独自補助が廃止されたことが理由の一つにあります。このことは東久留米の市長が、今年の施政方針の中で触れました。

多摩格差解消へ都政の光を当てる
 また、子どもの医療費無料化やNICU(新生児集中治療室)の不足など、多摩格差が歴然としてあります。こういうところにこそ、都政の光が当てられるべきです。17議席へと前進した共産党都議団は、「多摩格差はない」といってきた石原都政以来の失政をただし、追及しきました。清水ひで子都議、尾崎あや子都議を先頭に繰り返し質問をするなかで、格差があることを小池知事が認め、その解決に取り組むとの答弁を引き出しました。

2人区で勝ち抜く
 いよいよ本格的に多摩格差解消、都民本位の都政へと改革を進めていくために、どうしても今度の都議選で17議席の絶対確保とさらなる議席増を実現しなければなりません。私は、党支部、後援会、そして幅広いみなさんと力をあわせて2人区で必ず勝ちぬく決意です。

良心的な保守の方たちの思い
 この間、活動する中で保守層の方々に変化が生まれていることを感じてきました。いまの政治がおかしい、戦争へ戦争へと向かっているのが心配だ、という良心的な保守のみなさんの声があります。
 私は市議1期目のときに農業委員をやっていました。最初の会合のとき、席につくなり「素人に来てもらっても困るんだよなあ」といわれ、その場は一瞬凍りつきました。でも、「たしかに素人だ」と感じたことを覚えています。
 その直後、別の場面で大きな農業団体の会長さんが、若い人や女性、消費者、いろんな人に応援してもらうことが、都市農業にとっては大事だと話してくれ、みなさんの輪に入れてもらえたと感じました。

「戦争は絶対にダメ」「安倍政治はよくない」
 その恩人である農業者の方を最近たずね、都市農業への思いを書いたビラをつくっているのだけれど、と相談しました。とても喜んでくれました。その方は、「戦争は絶対にダメという保守なんだ」とおっしゃっていました。「安倍政治だけはだめだよね」「石原都政はよくないよね、そこに戻るのはだめだ」といろんな話になりました。「でも、もし小池知事が来て、握手されたらどうしようかな」とおっしゃったので、すかさず私が手を先に出して、かたい握手をして別れました。
 本当に良心的な、「戦争だけは絶対ダメだ」といっている人たちと力を合わせられる可能性がたくさん広がってきている、と私は思います。

都市農業振興へ 農家の方たちと一緒に
 最近、「都市農業への思い」というビラができました。たくさんの人の力によってカラーでできたビラなんです。これも実は、共産党を応援してくださっている清瀬市の農家の方に協力していただきながら完成しました。その方が、「白黒なんかじゃ魅力がない。カンパするからなんとかカラーにしてくれ」といってくださって、完成しました。
 こうした方々の思いに応えて、本当に幅広く、保守の方も含めて、みんなで力を合わせる。そういう活動を展開して必ず勝ちぬく決意です。ご一緒に頑張りましょう。


必ず勝ち抜く気持ちをのべました
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小池晃書記局長(参院議員)も参加して訴えました
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新しく完成したビラ「都市農業への思い」
PDFファイルをご覧ください
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【動画のご案内】

YouTube #原のり子 チャンネル
都政に挑戦 原のり子スピーチ1 「2人区から風穴あける 歴史を後戻りさせない」

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都政に挑戦 原のり子スピーチ2 「自己紹介 『都政の壁』を破る」

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都政に挑戦 原のり子スピーチ3 「豊洲移転は中止を 築地の再整備こそ」

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都政に挑戦 原のり子スピーチ4 「日本共産党とご一緒に政治を変えよう」




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by hara-noriko | 2017-05-11 11:39 | 東京都政 | Comments(2)

Commented by 武田則男 at 2017-07-04 18:56
当選おめでとうございます。
原さんが、都市農業を真正面から取り上げ、その振興を訴えられている事に感動しました。21世紀の都市づくりに、農業は欠くことができないと思います。世界の都市でも、パリをはじめ農業を市街地の中に位置づけ、農のある街づくりが始まっています。
かって中野から選出された後藤マン都議が、多摩ニュータウン計画を変更し、酪農を存続させる運動に大きく貢献し、現在でも酪農が営まれている地域が存在します。これは共産党都議団の重要な功績だと思います。
また、渋谷選出の金森都議、江戸川選出の川口都議など、農業大好き都議が、これまでたくさんいました。
新しい19名の都議団がこうしたこれまでの歴史を踏まえることを願います。
日本共産党の都市農業振興政策に基ずき「東京を農業が盛んな都市」にしていきましょう。
農業大好き都議!の原さんの都議会での活躍に、心から期待しています。
(町田在住・東京農民連)
Commented by 原のり子 at 2017-07-07 09:57
ありがとうございます!みんなの力で勝ち抜けました。
都市農業振興についての都議団のこれまでのとりくみ、到達点、きちんと学んで取り組みたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

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