保育園の保護者 大津聡子さんのスピーチ   

 5月20日、東京・清瀬市で開かれた日本共産党演説会で、東久留米市立まえさわ保育園の保護者、大津聡子さんがスピーチをしてくださいました。うれしかった! ぜひお読みください。


 こんばんは。東久留米市のまえさわ保育園保護者の大津聡子と申します。今日は、原さんの大事な集まりに呼んでいただけたこと、感謝しています。沢山の人がいらっしゃるので…とても緊張しています。

 私は、人前で話すことは、とても苦手なのでお聞き苦しいこともあるかと思います。きちんと話ができるように、原稿を作ってきました。今日は、この原稿を読ませていただきます。

 原さん。原さんと出会ってから何年たつのでしょうか?

 最初に原さんとお会いしたのは、私の記憶では7~8年前だと思います。
 その時、東久留米市立まえさわ保育園は、送迎に使える駐車場がなく、近隣の方々とのトラブルなどもあり大変困っていました。行政に訴えても、何の解決にもならず…。何度同じ話をしても、堂々巡りの毎日でした。

 そんな時に、原さんを紹介していただき、今までのことを精一杯伝えました。その頃は私もまだ若かったので、正直議員さんに相談しても何も変わらないのだろうと思っていたのですが…。

 原さんは、無知な私の予想に反して、しっかりと聞く耳を持ってくれました。聞く耳を持つばかりでなく、親身になり、沢山のアドバイスもくれました。「こんなにちゃんと話を聞いてくれる人が、議員さんにいるのだ…」とうれしく思ったことを今でも覚えています。市議会にもこの問題を取り上げていただきました。

 この問題が解決されるまで、何年もの月日が流れました。この問題を知っている保護者が、卒園と共に1人、2人とどんどん居なくなっていきました。新入児の保護者で、賛同して一緒に協力してくれる方もいましたが、一番混乱した当時を知る人は当初に比べて、激減しました。

 何年もの月日は長すぎて、勢いのあった私の気持ちに何度もブレーキをかけました。「本当にこのままでよいのか?」「行政は、私たち保護者の怒りのガス抜きをするためだけに話をしているのではないだろうか?」「これだけいろんなことを訴えても、結局は毎年のルーチンワークのようにとらえられているのではないか?」「もしかして、私のやっていることは、時間の無駄なのではないか?」と疑心暗鬼になったこともありました。

 しかし、私の気持ちが前を向かなくなった時、原さんはいつも側にいてくれました。「駐車場問題の事、保育園で今どうなっている?」「今度の市議会で、まえさわ保育園の駐車場問題について話をしたいのだけど…」と、いつも気にかけてくれました。

 いつも気にかけてくれていたから、私も前を向き続けることが出来ました。そして、平成28年(2016年)4月にやっと、公立保育園で初めての駐車場設置を果たしました。これは、本当に原さんがいなかったら成し遂げられなかったことだと痛感しています。原さんがいなければ、私はとっくにこの件を諦めていましたから。

 原さん、あの時は、本当にありがとうございました。駐車場が設置されたおかげで、病児・障害児の送迎が安心・安全になりました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

 しかし、この駐車場問題が解決したあと、今度は「給食調理業務委託」という保育園民間化の波が押し寄せてきました。公立保育園の自園調理を、民間業者に委託するという話…何の前触れもなく、その波はやってきました。

 「給食は保育の一部! 調理員が変わるというだけの問題ではない!」と、まえさわ保育園の保護者一丸となり、この問題に取り組みました。

 この計画が発表された時点では説明会の予定もされていないという、むちゃくちゃな委託計画でした。保護者の中で「反対するべき!」との声も上がりましたが…そんなことをする間もなく、何を言っても計画は推し進められ、平成28年(2016年)10月に業務委託されました。

 「給食調理業務委託」が正式に保護者に知らされ、委託業者の決定までの日数はわずか90日しかありませんでした。反対も何も、どうしてこのようなことを実行しなければならないのか? 保護者の気持ちを届けることが精一杯でした。

 毎日給食を作ってくれていた給食の先生とのお別れ会。子どもも保護者も泣いたのです。

 毎日の保育園の中から、理不尽に移動になった、信頼していた給食の先生がいなくなることに、不安と憤りを覚えました。

 私事ですが、わが家の三男坊には、乳製品のアレルギーあります。少量の乳製品が混ざってしまうだけで、アナフィラキシー症状が出てしまいます。顔や全身がはれ上がり、息がヒューヒューとし、咽頭が腫れ、呼吸困難を起こします。何度か、救急車で運ばれたこともありました。そんなわが子を抱えている私にとっての業務委託は、とても恐ろしいものでした。

 そんな不安な中、すぐに連絡が原さんから入りました。そして、混乱している保護者の状況、おざなりな行政の対応…そして、何より私の息子の事…たくさん心配してくれました。心配の数と同じだけのアドバイスもいただきました。行政へも沢山私たち保護者の現場の混乱を訴えてくれました。

 駐車場問題のこと、給食調理業務委託のこと…原さんがいなかったら、今どうなっていたのでしょうか?原さんがいなかったら、わが子の通う保育園の今日はなかったのではないかと考えます。

 原さんが、都議選に出馬すると聞いた時の私の気持ちは、素直に「原さん!頑張って!」とは思えませんでした。いつも近くにいてくれた原さんが、遠くに行ってしまうような気がして、寂しくて…。

 私の相談ごとは、誰が聞いてくれるの? 今度何かあったときに、どこに相談して、誰からアドバイスをもらえばよいの?と、不安な気持ちばかりが先立ちました。

 そんな私に原さんは、「遠くに離れてしまうのではく、今までと同じようにみんなの話を聞いて、みんなの声を届けていくから」ということを分かりやすく説明してくださいました。

 東久留米市は、公立保育園の全園民間化を打ち出しています。現在ある公立保育園を全て廃園し、民間に委託しようとしています。今まで民営化・民間化された保育園の園児・保護者・先生が何度も「公立保育園を廃園にしないで!」と泣きながら訴えても、姿勢を変えない東久留米市の行政。

 原さんは、たくさんの保護者の相談にのり、一緒にたたかい、泣いてくれました。

 現場の声を一番知っている原さんが、この現状を都政に伝えてくれたら、東京都の子育てに対する姿勢が変わったら、公立保育園が必要だと都政が理解してくれたら…今の子どもたちを守ってもらえるのではないか? そんな希望を持つようになりました。

 「原さん。私たちの子どもたちの声、子育て世代の保護者の声を都政に届けてください!」。原さんにお世話になった分、たくさん話を聞いてもらった分、たくさん助けていただいた分…私も微力ながらに応援させていただきます。

 原さんが都政に進出し、今の子どもたちの未来を守ってくれること、心より願っています。

 でも、原さん。これから更に忙しい日々が続きますが、お体にだけは気を付けてくださいね。原さんのご健闘を心よりお祈りしております。

 会場にいる皆様へ。
 自分で書いた文章にもかかわらず、下手な朗読、下手な文章で申し訳ありませんでした。そんな私の文書を最後までご清聴いただけたことに心より感謝いたします。本日は、本当にありがとうございました。

スピーチする大津聡子さん
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エゴノキ
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カルガモ
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by hara-noriko | 2017-05-23 23:00 | 東京都政 | Comments(0)

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