「共謀罪」法案 強行採決は許されない   

緊迫する国会情勢
 6月18日の会期末を目前にして、「共謀罪」法案の採決強行を急ぐ自民・公明の与党に対して、民進党、共産党、自由党、社民党の野党4党は書記長幹事長会談を開き、あらゆる手段を講じて廃案をめざす構えです。そんな緊迫した国会情勢のなか、私は東久留米市内で「まちかどスピーチ」をおこない、清瀬駅前で党清瀬市議団や後援会員のみなさんといっしょに宣伝しました。「『共謀罪』」法案反対の声をさらに広げましょう」「都議選で安倍政権に審判を下し、退陣に追い込みましょう」と訴えました。
 与党は15日早朝にも本会議で強行採決しようとしています。議員会館前、国会正門前では深夜まで抗議行動が続き、強行採決に備えて残る人たちもいます。

法案の危険な中身
 「共謀罪」法案は、2人・3人と集まって話し合いをしているだけでも、悪いたくらみをしていると決めつけて罰することができるという、とんでもない内容です。政府は、ラインやメール、電話なども含めて国民を監視することが可能になります。お互いがお互いを監視しあうような、自由にものをいわせない社会をつくる法律案です。法律の運用が問題になる以前に、法律案そのものが危険だと弁護士さんたちがいっています。
 民主主義を壊すものに対して、思想信条の違いを超えて、みんなで力を合わせましょう。

与党のやり方が異常
 その内容もさることながら、与党のやり方も異常です。自民党は、参院法務委員会での採決を省略して、いきなり参院本会議で採決する方針を決めました。法務委員長を野党がとっていて採決に応じないのではありません。法務委員長は公明党です。その公明党も自民党の方針をのみました。国民の意見はきかない。与党内の思惑だけで採決強行のシナリオを描く。ここのどこに道理があるのでしょうか。立憲主義の破壊、加計・森友疑惑隠しそのものです。

この地域から声を上げ続ける

 清瀬駅北口の宣伝で、一人の女性に声をかけられました。なんと12回も国会前の抗議行動に行っているそうです。かばんから国会前でもらったさまざまなビラを取り出して、説明してくださいました。「共謀罪だけは絶対に通してはならないと思っている」とおっしゃっていました。「強行採決は絶対に許さない」の声をこの地域からもしっかり上げ続けたいと思います。


「声を上げ続けましょう」と訴えました
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国会前の抗議行動に行っている方と対話になりました
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深夜まで行われた抗議行動(国会正門前)
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by hara-noriko | 2017-06-14 23:32 | 国政 | Comments(0)

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