小児医療の充実は焦眉の課題
2017年 06月 29日
この選挙で、どうしてもいわなければならないことがあります。清瀬小児病院の問題です。石原都知事(当時)が、清瀬小児病院の廃止計画を出したときから、清瀬・東久留米の市民のみなさんと一緒に、「小児病院を守る会」の立ち上げから参加して、10年来、活動を続けました。東久留米市議会議員としての思いもありましたが、私自身、3人の子どもを育ててきている母親の1人として、命を支えている小児病院をなくすわけにはいかない、という思いで活動しました。
この地域に清瀬小児病院の廃止に反対する都議がいなかった
病院小児病院廃止反対の署名は20万人を超えて集まりました。しかし、残念ながら廃止になりました。このとき、この地域の都議会議員の方々の中で、「小児病院廃止反対」「小児病院をなんとしても守ろう」ということを貫いてくれる方はいませんでした。1人は石原知事と一緒に廃止を進め、もう1人は反対を貫けませんでした。こうして、石原都知事が提案した小児病院の廃止が決まってしまったのです。
このとき私は、みなさんと一緒に運動して、その声をぶれずにきちんと都政に届ける議席が必要だ、と痛感しました。この経験からも、なんとしても都議会に行かなければと思っています。
市民の運動で実現したさまざまな改善 でも道半ば
清瀬小児病院が廃止されても、私たちは諦めませんでした。廃止後も市民のみなさんと一緒に運動を続けました。多摩北部医療センター(東村山市)の小児科設置、救急の充実、呼吸器などの専門外来設置などを実現してきました。
でもみなさん、これは道半ばなんです。小児医療の充実はもっとやらなければいけないと、改めて感じています。小児病院の廃止問題は、終わっていないんです。
障害児がかかりやすい医療体制を急ぎたい
いま私は、町の辻々で演説しています。駆け寄ってくださる方がいて、小児病院が廃止された後、障害児がいける病院が限られているので、結局、府中市の都立小児総合医療センターまで行っています、とおっしゃっていました。こういう方は、1人、2人ではありません。何人ものお母さんから声が寄せられました。経済的な負担だけでなく、障害をもっている子ども一緒に行くという負担が本当に大変だ、と訴えられました。
また、ここに住んでいたら、いざとなったときに命が助からないなんていうことになったら困るから、といって府中市に引っ越しされた障害児の家庭もあります。
いちばん弱い立場の人たちが困難を強いられていていいのか
いちばん弱い立場の方々が、こんな困難を強いられていることを改めて実感しています。絶対に改善しなければいけないと決意しています。
先日も、多摩北部医療センターに市民の方々や尾崎あや子都議と一緒に行って、交渉してきました。障害児をもっと積極的に受け入れてほしい、小児整形外科を設置してほしい、などみなさんの要望を届けてきました。
また、小児病院がなくなってから、NICU(新生児集中治療室)が本当に足りないという問題も起きています。
清瀬・東久留米を安心して子どもを産み育てられる地域にしていくためには、小児医療の充実は、待ったなしの課題です。
原のり子に小児医療充実の仕事をやらせてください
こんどは、私、原のり子を都議会議員に押し上げてください。これからもみなさんと一緒に運動を続け、小児医療の充実を図りたい。この仕事を原のり子にやらせてください。心から訴えます。
PON PON さん、ありがとうございます!
志位委員長がふたたび応援に来てくれます!
日本共産党街頭演説 2017/06/25 清瀬駅前
原のり子 with 志位和夫委員長
2017/06/23 都議選第一声
homepage twitter facebook YouTube
by hara-noriko | 2017-06-29 01:03 | 都議選 | Comments(0)