東京に福祉の心を取り戻す   

 東京都議会議員選挙も、いよいよ最終盤。日本共産党が伸びてこそ、都政を刷新し、安倍政権による9条改憲をストップさせる力になります。定数2の北多摩4区(清瀬市・東久留米市)で必ず当選を果たすために、全力で訴えています。スピーチを紹介します。

税金の使い方を切り替える
 日本共産党の都議会議員候補、原のり子です。
 都議会議員選挙も最終盤となってまいりました。みなさんの大きなお力添えて、私、原のり子を押し上げていただきますよう、こころからお願い申し上げます。
 今度の都議会議員選挙は、都政を刷新していくうえで非常に重要な選挙です。これまで石原都政以来、ずっと福祉が削られてきました。高齢者福祉、障害者福祉が削られてきました。都民のみなさんの税金の使い方を切り替えて、暮らし・福祉・教育を守る方向に転換する、大事な機会です。
 東京都はたいへんな財政力をもっています。13兆円(一般会計+公営企業会計+特別会計)もの力をもっていて、これをもっと都民のみなさんのために使うことは、十分に可能です。1メートル1億円もする道路建設を改めて、その分を都民の暮らしに振り向けさせましょう。

一般会計の4%を使うだけで切実な願いが実現する
 13兆円の財政のうち、一般会計が7兆円。日本共産党は、このうちの4%を使うだけでさまざまなことができる、と具体的に提案しています。いま私は、清瀬・東久留米の辻々でスピーチしていますが、「大学生向けの給付型奨学金をやってほしい」という声がたいへん多く寄せられています。70歳以上の方を対象にしたシルバーパス制度の充実も切実で、3000円のパスをつくるなどの改善、さらには認可保育園の増設、特養ホームの増設など、みなさんの切実な願いを一般会計の4%を使うだけで前進させることができます。

みなさんとご一緒に 当たり前の都政をつくります
 みなさん、この当たり前の方向に都政をすすめていこうではありませんか。
 東京都にないのはお金ではありません。福祉の心です。この心を取り戻し、当たり前の都政をみなさんと一緒に実現していきたいと思います。

とんでもない公立保育園の廃止計画
 東久留米市では、公立保育園の廃止計画が出されています。ことし4月の時点で、保育園の待機児は130人を超えています。年度当初から保育園が1つ、あるいは2つ足りないという状況です。認可保育園を増やさなければいけないときに、公立保育園を廃止するなどというのはとんでもありません。

待機児解消の道 公立保育園を維持して認可園を増やす
 公立保育園をしっかり維持・運営しながら、待機児解消のために認可園を増設する。そのためには、市政だけではなくて、都政が変わることがとても重要なんです。東京都は、公立保育園の運営費に対する独自の補助をやめてしまいました。このため、公立保育園を維持することが難しい、という口実を与えることになってしまい、多摩地域でも保育園の民営化がすすんでいます。東久留米市のように、もう公立保育園を運営したくないという実態まで出てきています。
 私は、公立保育園の運営費に対する補助をどうしても復活させたいと思います。都政の場でしっかりみなさんの声を届けて、補助を復活させるために働かせてください。

保育士さんに安定した身分と賃金を

 23区の1つ北区では、待機児が多いので公立保育園を増やしています。保育士さんの応募が殺到している状況になっています。身分が安定し賃金が確保されれば、保育士さんもちゃんと集まります。公立保育園をしっかり維持・運営していくことが必要なのではないでしょうか。

保育園保護者が公開質問状
 先日は、保育園の保護者のみなさんから、公立保育園全廃計画についての公開質問状が寄せられました。回答の結果がネットで公開されています。( こちら からご覧いただけます)
 私は、公立保育園全廃計画は中止する、計画にストップをかけるべきだと考えています。そのためにも、「東京都が廃止した、公立保育園運営費への独自補助を復活するように働きかけます」「公立保育園をはじめ、現在ある認可保育園の維持・運営ができるように、東京都としての支援の強化を働きかけます」と回答しました。
 公開質問状に回答したのは、私ともう1人で、あと2人の方は回答していないことがわかりました。ぜひ、ネットで公開されている回答をご覧いただき、みなさんの目でご判断いただきたいと思います。

「安倍政権はおかしい」と思いませんか

 国政を私物化し、憲法9条を変えるなんて
 さてみなさん、今度の選挙は、都政を刷新していくと同時に、暴走を続ける安倍政権にお灸をすえる大事な機会にもなります。
 いまの安倍政権はおかしい、と思いませんか。加計疑惑、森友疑惑にみられるように、自分の友だちのためには国政を私物化する、こういうことが横行しています。さらに安倍首相は、憲法9条をどうしても変えたいといっています。2020年に憲法9条を変えるためには、今年には改憲案をまとめて、来年6月には国会で改憲を発議する、といっています。憲法9条を変えることに前のめりになっている安倍政権の暴走にここでストップをかけていくことが必要ではないでしょうか。

安倍政権と自民・公明に厳しい審判を

 安倍首相のスケジュールからいえば、都議会議員選挙できっぱりと審判を下していくことが必要です。憲法9条改定にひた走る安倍政権と、その与党の自民・公明にここで厳しい審判を下して、力を合わせて憲法9条を守りましょう。私、原のり子に、党派を超えてみなさんのご支援を心からお願い申し上げます。

野党共闘をすすめて憲法9条を守り安倍政権を倒す

 この都議会議員選挙で流れを変えることができれば、必ず次の国政選挙につながります。日本共産党は、野党共闘をしっかりすすめて、憲法9条を守る、安倍政権を倒す、そのためにみなさんと力を合わせてまいります。どうか、都議会議員選挙では、原のり子にお力添えをいただけますよう重ねてお願いを申し上げます。

時間の許す限り訴えています
東京に福祉の心を取り戻す_b0190576_23491564.jpg
東京に福祉の心を取り戻す_b0190576_23492205.jpg
東京に福祉の心を取り戻す_b0190576_23493489.jpg
東京に福祉の心を取り戻す_b0190576_23492983.jpg


日本共産党街頭演説 2017/06/30 東久留米市
原のり子都議候補 with 志位和夫委員長





日本共産党街頭演説 2017/06/25 清瀬駅前
原のり子都議候補 with 志位和夫委員長





PON PON さん制作のイメージビデオ






homepage  twitter  facebook  YouTube




by hara-noriko | 2017-06-30 23:53 | 都議選 | Comments(0)

<< 都議選 最後の訴え 2人区での勝利へ ふたたび志位... >>