多摩地域で躍進した共産党 多摩格差解消へ全力
2017年 07月 03日
きょう、7月3日、朝7時から東久留米駅前で、党市議団と後援会の人たちと一緒に、当選の報告をしました。たくさんの方と握手しました。「開票速報を見ていて、こんなにドキドキしたことはない」「家族みんなで万歳しました」などの声も寄せられました。がんばります!
昼すぎ 新宿で緊急街頭演説 19人の都議が揃う
午後1時半、日本共産党は東京・新宿駅前で、緊急街頭演説をおこないました。志位和夫委員長、小池晃書記局長をはじめ、こんどの都議選で当選した19人の都議、東京選出の衆院選予定候補が勢ぞろい。それぞれが短いスピーチをおこないました。志位委員長は、安倍首相に対して解散・総選挙の実施を求めました。
都議選の結果、多摩地域の共産党都議は2人から5人に躍進しました。「多摩格差解消を進めるぞ」と盛り上がりました。私のスピーチと多摩選出都議のスピーチ(要旨)を紹介します。
【原のり子のスピーチ】
みなさん、こんにちは。ただいま紹介していただきました北多摩4区(清瀬市・東久留米市、定数2)の原のり子です。今回の都議会議員選挙で2人区を勝ち抜かせていただきました。
清瀬・東久留米の地域は、池袋から電車で30分の場所にあります。水と緑がとても豊かで、都市農業をずっと農家の方々が守っている、大事な土地を守っている、そういう場所です。
とても環境のいい場所なので、子育てをするにも、みなさんどの世代の人にとっても住みやすい町なんですけれども、多摩格差(23区との格差)が深刻なんです。子どもの医療費無料化も、小中学生はまだ完全無料になっていません。
また、都立清瀬小児病院が廃止されて以降、多摩北部医療センター(東村山市)で受け入れるといっていた障害児が、実際には府中市の小児総合医療センターまで行っている状況も、都議選の最中に訴えられました。
こうした問題を本当に解決していく。みなさんの声をまっすぐ都政に届けていく。その役割を果たすために、全力を尽くしてまいります。どうか、よろしくお願いいたします。
【多摩地域選出都議のスピーチ(要旨)】
☆尾崎あや子さん(北多摩1区=東村山市、東大和市、武蔵村山市、定数3)
3議席目を自民党と競り合って、勝ち抜いて戻ってくることができました。豊洲新市場の建物の下の、盛り土がないことを発見しました。この豊洲の問題、決着をつけるまで一生懸命がんばり抜きます。食の安全・安心を守るなら豊洲への移転をきっぱり中止し、築地ブランドを守るというのであれば築地での再整備を実現させていきましょう。
多摩地域は、2議席から5議席に増やすことができました。多摩格差をなくし、子どもたちの医療費は中学生まで全員完全無料を勝ち取るまで全力を尽くす決意です。
☆井樋匡利(いび・まさとし)さん(北多摩3区=調布市・狛江市、定数3)
前回まで定数2だったところです。今回、3になりました。そうしたらなぜか現職が3人出て、(新人の)私が立候補するたたかいになりました。現職の自民党をたたき落として当選することができました。
調布飛行場の騒音・安全問題に20年来、とりくんでまいりました。一昨年に墜落事故が起こり、住民が巻き添えになった。それなのにまだ、補償も賠償もまったくおこなわれておりません。飛行場の安全問題をまず第一にとりあげていきたいと思っております。
☆清水秀子さん(八王子市、定数5)
加計学園問題で、羽生田光一副官房長官(衆院東京24区=八王子市)が大きくかかわっているとして、自民党を1人落として6期目を獲得いたしました。小中学校のクーラーの整備を、都議団が一生懸命追及しながら、都民運動を広げながら、実現したことが評価されて、「三多摩格差をなくしてほしい」という大きな期待が寄せられました。
多摩地域5人の議員が一緒になりまして、三多摩格差の解消に全力で取り組んでまいります。
☆池川友一(いけがわ・ゆういち)さん(町田市、定数4)
町田で日本共産党初めての議席を獲得しました。東日本大震災の被災地、岩手県陸前高田市から、被災地の復興を前に進めるためにも築地市場を守ってほしい、というメッセージを託されました。被災地の復興に東京でもっとも役立つのが、築地市場を守ることなんです。世界の築地を守るために全力を尽くしてまいります。
中学校給食、子どもの医療費など、23区と多摩地域との格差をただし、みなさんと一緒に、東京に住んでいれば最低限の生活は同じレベルにまで仕上げていきたい。都政が本気を出せば、この仕事は絶対にできると確信しています。

by hara-noriko | 2017-07-03 22:40 | 東京都政 | Comments(0)