多摩の医療充実へ 3つの病院と懇談   

 8月8日のブログで報告した多摩北部医療センターにつづき、9日には公立昭和病院(小平市)と災害医療センター(立川市)、10日には立川病院(立川市)をそれぞれ訪問しました。宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議、各市議のみなさんと一緒です。

公立昭和病院 地域に役立つ病院への熱意

 公立昭和病院では、院長・小児科部長の両先生が対応してくださいました。昭和病院は、周産期医療の充実に積極的にとりくんできています。NICU(新生児集中治療室)6床、GCU(継続保育治療室)が9床だったところ、昨年の11月にはGCUを12床に増やし、さらにMFICU(母体胎児集中治療室)を3床設置する、と。
 医師や看護師確保のために処遇改善をはじめ、さまざまな努力を行なってきていることがよくわかりました。また、妊婦健診を受けないまま救急車で運ばれてくるケースもある、と。望まない妊娠で相談できないケースや、妊婦さんが精神疾患を抱えているケースへの対応、海外の方などへの対応の大事さ、児童相談所との連携が必要なケースもある、などの実態を聞かせていただきました。地域に役に立つ病院として役割を果たそうという熱意に、頭が下がります。
 清瀬小児病院を守る会では、当時から、ただ反対するというだけではなく、地域の小児医療充実のためにとりくもうと、昭和病院にも周産期医療の充実について申し入れに行き、院長先生と懇談させていただきました。廃止後、もし公立昭和病院がなかったら…と思うと、本当に感謝に耐えません。
 《訪問者=宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議、原のり子、尾崎りいち東大和市議、さとう直子東村山市議、深沢まさ子清瀬市議、永田雅子東久留米市議、村山順次郎東久留米市議》
 公立昭和病院のホームページ

災害医療センター もっと国の支援を
 立川市にある災害医療センターは、副院長先生お2人が対応してくださいました。今年の4月に婦人科が再開されました。7年ぶりとのこと。婦人科の医師を確保するために、大変な努力があったことがよくわかりました。本来、産科も含めて実施できればいいが、そのためには、人の確保や財政面を考えなければできない。災害医療の予算自体も減らされている中、非常に厳しい…。
 災害医療センターは、国立だったところ、独立行政法人化し独立採算になっています。DMAT(災害派遣医療チーム)の訓練も含め支えている重要な病院です。もっと国の支援が必要なのではないか、と思いました。
 《訪問者=宮本徹、尾崎あや子、原のり子、さとう直子、尾崎りいち、内野なおき武蔵村山市議》
 災害医療センターのホームページ

立川病院 印象的だった院長先生の話
 立川病院は、国家公務員共済組合連合会の病院。院長、小児科部長の両先生が対応して下さいました。NICU(新生児集中治療室)は6床だが、GCU(継続保育治療室)はこれまでなかった。新棟のなかで位置付け、6床設置する、と。
 医師確保などは苦労もあるが、大学病院との連携のなかでなんとか対応してきている。小児科は不採算部門。NICUがあることでむしろ経営的には安定するともいえる。ぜひ、周産期医療への国都からの支援をふやしてほしい…。
 共済組合の病院とはいっても、そこからお金がでているわけではないので厳しい、と。ただ、院長先生の最後のお話は印象的でした。「もうけを目指している病院ではなく、市民病院として経営していこうという考え。もうかる部門しか残らないという病院にしたくない」「高齢者は多くが複数の病気をもっている。高齢者であるほど、実は総合病院が必要ともいえる」と。
 《訪問者=宮本徹、尾崎あや子、原のり子、さとう直子、尾崎りいち、内野なおき、渡辺一雄武蔵村山市議)
 立川病院のホームページ

「政治の力」が試されている
 今回訪問した病院はどこも、患者さん本位の病院として努力されていました。診療報酬の改善や周産期医療実施病院への支援の拡充など、急がれていると実感しました。
 ある病院の先生は、「私たちは現場でギリギリ頑張っている。あとは政治の力ではないでしょうか」と。今回訪問して学んだことを整理し、これだけ現場が努力していてもなお、多摩地域の周産期医療が不足していることを解決していくために、取り組みを強めていきたいと改めて思いました。

公立昭和病院で(左から)
尾崎りいち東大和市議、尾崎あや子都議、
さとう直子東村山市議、宮本徹衆院議員、
永田まさ子東久留米市議、原のり子、
深沢まさ子清瀬市議 (撮影:村山順次郎東久留米市議)
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リーフレット「都市農業への思い」は
こちらからダウンロードできます

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その画面の右上にダウンロードの矢印があります




by hara-noriko | 2017-08-16 16:39 | 東京都政 | Comments(0)

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