宮本徹さん 比例で再選   

駅前で連日、当選の報告
 総選挙で東京20区(東村山市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市)から立候補して、市民と野党の共同候補としてたたかった日本共産党の宮本徹さんは、選挙区では及ばず、東京比例ブロックで2期目の当選を果たしました。選挙が終わっても毎日、街頭に立ち続け、当選の報告と決意を語っています。

「よかったね」の声に励まされ
 私も24日の朝は東久留米駅西口で、25日の朝は清瀬駅南口で宮本さんとご一緒しました。清瀬では、市民連合の人たちが参加してくださいました。どちらの駅でも、「よかったね」と声をかけていただき、通りがかった他党の関係者から「今度は宮本さんに入れたから」といっていただきました。
 マイクを握った宮本さんは―。
 「選挙区では次点となりました。力不足を感じています。『比例は共産党』が私を押し上げてくれました。この議席はみなさんの議席です。次回は選挙区から勝ち上がれるように、公約の実現に向けて全力をあげ、暮らしや働く人の権利を守る活動をしっかりすすめていきます」
 宮本さんのスピーチを聞きながら、私も気持ちを新たにしています。1票1票に込められたみなさんの思いに応える活動を広げたい。

広がった市民と野党の共同
 こんどの選挙では、東大和市の民主党20区総支部長だった無所属の市議さんをはじめ、東京20区を構成する自治体の無所属市議さんや、社民党の市議さん、東村山市の生活者ネットの市議さんたちが、「憲法9条を守るこの地域の代表として宮本さんを国会に送り出そう」ととりくみました。市民連合のみなさんからも大きな支援をいただきました。立憲民主党の菅直人最高顧問の夫人、伸子さんが菅さんの応援メッセージを事務所に届けてくださいました。元公明党副委員長の二見伸明さん、自由党東京都連会長の渡辺浩一郎・元衆院議員が応援のスピーチをしてくださいました。
 市民と野党の共同で今後とも力を合わせていきたいと思います。

分断の流れを乗り越えて
 選挙直前に民進党が希望の党に合流するという大きな変化がありました。「憲法を守ろう」という国民のとりくみを分断するような流れが生まれましたが、ぎりぎりのところで立憲民主党が発足し、「憲法を守ろう」という国民の声に応える動きも生まれました。日本共産党は、全国で67人の候補者をおろして、野党共闘・市民との共同(候補者の一本化実現)のために力を尽くしました。そして多くのところで統一候補が当選しています。たとえば東京では、日本共産党が候補者を立てなかった1区、6区、7区、18区で市民と野党の共同でたたかった立憲民主党の候補が当選しています。全国をみても、共産党が候補者を立てなかった83の小選挙区のうち、32の選挙区で市民と野党の共同候補が勝利しました。

力を合わせて憲法を守りましょう
 選挙の結果は、自民党や公明党など改憲勢力が3分の2議席を取りました。しかし、憲法9条を変えられてしまうわけにはいきません。共同の流れをさらに大きくして、憲法改悪に反対する国民的な運動を発展させて、力を合わせて憲法を守り抜きましょう。私も、宮本さんとともに、全力をあげます。


宮本徹衆院議員(中央)を囲んで=清瀬駅南口
清瀬市議団や市民連合、後援会の人たちと

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東久留米駅西口で
東久留米市議団と北村りゅうた市議予定候補(左端)と
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訴える宮本徹さん
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選挙結果

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by hara-noriko | 2017-10-25 17:32 | 選挙 | Comments(0)

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