代表質問であらわになった小池知事の姿勢
2017年 12月 08日
大型道路建設を見直そうとしない
大型道路建設について、住民の方々が反対しようと、いっさい見直す気がないといってもいい知事の姿勢があらわになりました。道路も見直すべきは見直すはずではなかったのか? しかも、首都圏3環状道路をはじめいくつもの道路を推進すると知事は表明したので、では総額いくらかかるのか、と質問したところ、それにはいっさい答えません。そんな不誠実なことでいいのでしょうか。
米軍横田基地の事故についても抗議さえしない
さらに米軍横田基地問題では、パラシュート貨物投下訓練で、30キロの貨物が脱落した事故についても、「基地の外に被害はなかった」と抗議さえしません。住宅が密集している基地外に落ちたら命にかかわる大問題なのに。知事は、都民の安全を守るとことあるごとに強調しているのに。
福生市では、防衛省が改めて米側に質問等を照会した結果が議員に報告されています。先日の防衛省レクで出した意見や質問についても触れられています。しかし…
*30キロの貨物の大きさについては、縦91㎝、横61㎝、高さ30㎝。しかし、落下による衝撃は不明、高度については運用に関することなのでお答えできない、と。
*年間どのくらい訓練しているかは、運用に関することであるため、お答えできない。
*夜間も投下訓練はしている。
*人員降下訓練は周辺に影響を及ぼす可能性はあるので事前通報するが、貨物投下訓練等は周辺に影響を及ぼす可能性が低いので事前通報はしていない、とのこと。
こうした回答を福生市では共有している。しかし、東京都はまったく問題にもしていない、抗議も何もしない。大問題です。
横田基地問題、オスプレイ配備問題は都政の重大課題。取り組みをつよめなければならないと強く感じています。
by hara-noriko | 2017-12-08 23:54 | 都議会 | Comments(0)