心身障害者医療費助成 知的障害3・4度の方も対象にすべきです   

 前回、東京都の来年度予算案について、「前進面と問題点」を紹介しました。このなかで、前進面として精神障害1級の方が心身障害者医療費助成の対象になることにふれました。今回は、もう少し詳しくお話ししたいと思います。大型開発優先という予算案の基本的な構造は変わっていないので、予算の組み替えをはじめとした建設的な提案と議会論戦をしていきたいと思っています。福祉やくらし、教育、環境、都市農業を守る方向に予算を使う。そのために力を尽くします。すでに2000項目にのぼる予算要望を小池知事に提出し、みなさんの願いを1つでも多く実現していくために努力しています。

都民・当事者のみなさんの運動と議会論戦で前進
 予算案の中で私がもっともうれしかったのは、精神障害1級の方を心身障害者医療費助成の対象にする、という提案です。これまでは、「心身障害者医療費助成」といいながら、身体障害1・2級(内部障害3級)、知的障害1・2度の方が対象で、精神障害の方は医療費助成から除外されてきました。共産党は、その問題を指摘してきました。障害者差別解消法もできました。そういう中で、心身障害者医療費助成から精神障害の方を排除するのはあってはならないことです。直ちに助成を実現するよう取り組んできました。
 都民のみなさん、当事者のみなさんも運動を続けて、都議会では全会一致で請願が採択されました。それを力に私たちも論戦を続けてきましたが、いよいよ精神障害の方を助成の対象にすることになりました。まずは1級だけですが、大事な前進です。

軽度の知的障害の方も「医療費が本当にかかる」と
 しかし、医療費助成の問題はこれで終わりではありません。昨年7月におこなわれた都議選のとき、私は、知的障害者の3度・4度の方も助成の対象にすべきだ、と訴えました。東京都は、軽度の方を対象にする考えはないとしています。
 知的障害のお子さんを育てているお父さん・お母さんからお話を聞きますと、軽度の方も助成の対象にすべきだということは明らかです。なぜなら、障害をもっている方は障害そのものだけではなくて、だんだんと高齢になっていくなかでたくさんの病気をかかえていきます。多くの方が「たくさんの病院に通わなければならない」「医療費が本当にかかる」と訴えています。
 精神障害1級の方が助成の対象になりましたので、こんどは知的障害3度・4度の方も助成の対象になるように取り組みを強めていきたいと思っています。

現在の心身障害者医療費助成制度については、こちら から


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夜明け
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by hara-noriko | 2018-02-04 01:50 | 東京都政 | Comments(0)

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