本会議一般質問 答弁から(2)東京農業の振興   

 都議会本会議の一般質問(3月2日)に対する都の答弁について、2回目は東京農業の振興です。都市の農地をどう守るか。どうしても知事の認識を聞きたいと思っていました。私の質問全文は こちら からご覧ください。

重い知事の答弁
「農業者の生産活動を支え、後世に引き継いていく」
 知事の答弁のなかで重要だったのは、「農地の減少に歯止めをかけるためには、農業者の生産活動を支え、後世にしっかりと引き継いでいくことが必要だ」と述べたことです。
 東京都は、来年度予算案のなかで、2022年に生産緑地の多くが期限を迎えることに対応するため、生産緑地の買取・活用を支援する新規事業を立ち上げています。これ自身は大事です。しかし、根本的には、農業を続けようと農業者のみなさんが思えるような支援が必要です。知事がそこに言及したことはとても重要だと思います。

農業体験農園 「普及を推進していく」と都が答弁
 生産緑地で農業を続け、安定的な収入も得ることができる有効な施策のひとつが、農業体験農園です。体験農園での経験をもとに農業者になるなど、担い手になっていく事例もあります。もっとPRや支援を強めることが必要です。
 これについて、東京都として「普及を推進していく」と答弁があったことは重要です。ただ、開設するときの支援は継続するが、管理運営費や利用料への補助は「支援の対象としていない」と。ここは、今後の課題です。
 体験農園は、農園によって利用料もさまざまです。練馬は、5万円の利用料ですが、区民は3万8000円に割り引いています。こういうことを東京都の支援によって実施できれば、区市町村の財政力によらずさらに利用しやすくなるのではないでしょうか。引き続き、取り組んでいきたいと思います。

東京農業振興条例(仮称)の提案には答弁なし
 最後の質問は、東京農業振興プランを推進していくために、東京農業振興条例(仮称)をつくることを提案しました。残念ながら、条例についての答弁はなく、東京農業振興プランを着実に推進していく旨の答弁でした。

提案で「東京農業」と表現した理由
 実は、今回の提案では、「都市農業」ではなく、「東京農業」としました。私は、八丈島に視察に行き、東京農業の奥深さにすっかり魅せられました。島しょ・中山間地域・都市地域それぞれの特色ある農業を大事にしていくことが大事だと強く思いました。東京農業全体を支援する条例をつくる必要性を訴え、取り組んでいきたいと思います。


東京農業の振興を訴えました
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(撮影:長島可純 ↑ SNS以外への無断転載はお控えください)

梅とメジロ
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by hara-noriko | 2018-03-09 15:27 | 都議会 | Comments(0)

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