都議会総務委員会の質問から(5)   

 都議会総務委員会でおこなった質問を紹介しています。5回目は、委員会質問の最後です。テーマは、若い世代の投票率が低いことについて。子ども議会の設置を提案しました。

★若い世代の投票率が低いことについて
 選管での質問は、若い世代の投票率が低いことについて、をテーマにおこないました。私は、投票率が低いから若い世代がだめだ、ということではなく、なぜ、投票に行かないのか、まず若者自身に意見を聞いていくことが大事、ということを提起しました。都としても、選挙後に世論調査をおこなっているのですが、若者のサンプル数は少ないので、もっと若者に直接聞いていくということが大事だと要請しました。

政治や選挙 どうやって関心をもってもらうか
 同時に、その世論調査でも、若年層の意識が高まるためには、「政治や選挙についての学校教育の充実が必要」という回答がトップでした。やはり、主権者教育が大事ということです。
 今回、総務省の調査を紹介しました。2014年1月に発表された「未成年者及び若い有権者を対象とした啓発事業実態調査報告書」は、全国の選管を対象に、今後の主権者教育推進を目的におこなわれました。私が注目したのは、調査項目のなかに「子ども議会」を実施しているかどうか、ということがあったことです。調査時点で、子ども議会を実施している都道府県は11県でした。

東久留米市の子ども議会を傍聴して
 以前、東久留米市の子ども議会を傍聴したとき、子どもの目線ですばらしい提起がされ、それにもとづいて道路を直したり、部長たちが一生懸命答弁し、施策を検討する機会となりました。議会形式がなぜ大事かというと、子どもの意見表明権を公式の場できちんと保障し、それに対し大人が責任をもって答えていく。そうすることによって、自分の言ったことが実現する、活かされるという経験をしていく。もちろん実らないものもある。そのときは、どうしてなのか、どうすればいいか、を考えることができる。そういう経験を通して、社会に働きかけることは無駄ではない、政治は大事なんだという経験をすることができます。

権利の主体者としての子どもの意見にきちんと向き合う
 私は、こういう経験が日本の子どもたちには圧倒的に足りないと思うのです。単に子どもの声を聞く、という範囲ではなく、権利の主体者としての子どもの意見にきちんと向き合うということが大事だと思うのです。子どもの権利条約の立場にたって、子ども議会の検討を強く求めました。

若い世代の声を聞き、実際に生かす努力こそ
 政策企画局では、東京都の実行プラン策定の過程で、若い世代の声をどう聞いていったのか質問しました。すると、都立高校20校、290人に出前授業をおこない、実行プランの案を報告し、高校生から意見をいただいた。自主的に、1300件もの意見も寄せられた、と。
 実際に授業をおこなった局の職員の方々の感想はどうだったかうかがうと、「直接話すことによって、日ごろ気づかないことにも気づけた」などの声が紹介されました。私は、こういうとりくみは本当に重要であること、ぜひ、提案したことが今後どうなったかも、高校生に報告してほしい、今後も意識的に若い世代の声を聞くことを強く求めました。「引き続き若い世代の意見も聞きつつ、政策の立案やその推進に努めていく」と。
ある県では、高校生議会、学生議会を実施しています。半年かけて調査や議論を積み重ね、議会で質問をおこない、提案して実現されたことも公表しています。こうした事例も示しながら、検討を求めました。

子どもの権利条約にもどづく取り組みが重要に
 私は、市議会議員のときに、子どもの権利条約にもとづく条例をつくり、選挙権のない子どもたちの声を市政に生かしたい、とずっと思ってとりくんできました。なかなか、条例にはいたりませんが、今、ますます子どもの権利条約にもとづくとりくみが重要になってきていると思います。ひきつづき、とりくんでいきます。


武蔵野の雑木林に咲くカタクリ
(東京都清瀬市中里の緑地保全地域)
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by hara-noriko | 2018-03-28 18:48 | 都議会 | Comments(0)

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