都が里親認定基準を改善   

同性カップルも里親になれる
 5月18日、東京都は里親認定基準の改正を発表し、21日に担当部署からの聞き取りをおこないました。今回の改定で、里親の年齢上限を撤廃し、配偶者がいなくても(成人の親族がいなくても)、同居者が補助者として認められることになりました。つまり、同性カップルも里親になることが可能になります。また、子育て経験があり、十分な養育が可能であれば単身者でも認められるとしています。

昨年12月に文書質問
 以前、西東京市の大竹あつ子市議(日本共産党)から、同性カップルで里親を希望しても、東京では認められない、との話が寄せられたことをきっかけに、昨年12月に文書質問をおこないました。このとき、大阪では男性カップルが里親として認められていることなども示しながら、里親にふさわしいかどうかは、認定したあとに委託する段階で判断すべきであり、同性カップルを排除すべきではない、と指摘し、認定基準の改善を求めました。
 その時点での回答は、同性カップルについては言及を避けるものでしたが、養育の理念にもとづき、児童福祉審議会で認定基準について議論しているというものでした。

実施は10月1日から
 今回その結果を受けて、ようやく基準が改正されました。まずは、一歩前進です。10月1日から実施とのことです。今後の施行しての状況を注視し、関係者の声もうかがっていきたいと思います。
 私がこの問題で大事だと思ったのは、こういう一つひとつの課題で、性的マイノリティ当事者が排除されている問題を解決していくことと同時に、社会的養護を必要としている子どもたちにとって選択肢をふやす、ということです。この思いを質問にこめたつもりです。

「性的指向、性自認に関する差別を禁止する条例(仮称)」を提案
 また、この文書質問のなかでは、SOGIについての考え方の普及啓発や、「性的指向、性自認に関する差別を禁止する条例(仮称)」の提案もおこないました。
 6月の定例会では、総務委員会において、都側から「東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念実現のための条例(仮称)」の検討をすすめている内容が報告されます。その後、パブリックコメントを経て9月の定例会に議案が提案される、という見込みですが、いったんその前に、報告に対する質疑をおこなえます。都側の条例案は、LGBTとヘイトスピーチの問題が中心になっています。これまでの文書質問や調査してきたことをふまえて、取り組みたいと思います。

☆質問趣意書と答弁書は こちら からご覧いただけます。


ツバメのヒナたち(東京・東久留米駅)
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by hara-noriko | 2018-05-24 23:56 | Comments(0)

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