白石玲子さんのこと
2018年 06月 14日
白石さんは、無所属の市議として活動してこられました。特定秘密保護法、安保法制、共謀罪に反対し、憲法9条を守る取り組みで一緒に力をあわせてきました。市議会のなかでも、一緒に予算組み替えを提起するなど、一致点を大事に、協力し合うことができる方でした。超党派の女性議員の勉強会で学び合ってきたことも、本当に大事な経験でした。白石さんはとても勉強家で、学ぶことがたくさんありました。
白石さんと最初に出会ったのは、1999年。市議選の予定候補に決まったころ、地域を歩いていたときです。「からだを大事にしてくださいね」と声をかけてくださいました。また、市議選で「私の政治姿勢についてお話しします」とスピーチされていることは鮮烈でした。政策とともにそれを進めていく政治家としての姿勢が大事だ、と改めて気づかされ、私も政策とともに、政治姿勢を訴えることを改めて意識するようになりました。
子育てしながら市議として活動する私に、いつもあたたかい励ましの声をかけてくださいました。分け隔てなく人に接する姿勢に、だから多くの市民から信頼を寄せられているんだ、といつも思っていました。
卵巣がんがわかったときも、「からだを大事にしてね。必ず検診してね」と、逆に周りの人たちに、私にまで何度も声をかけてくださいました。その後、治療の末回復し、昨年12月の市長選は一緒にとりくむことができました。しかし、再発され…。
おしゃれでセンスがよく、笑い上戸で涙もろい、市民のために頑張り続けた白石さん。平和と民主主義を大事にすることからぶれなかった白石さん。残念でたまりません。
本当にありがとうございました。心からご冥福をお祈りします。
左端が白石さん=2015年7月12日
同会主催の「市民のつどい」であいさつする白石さん=2017年11月4日
by hara-noriko | 2018-06-14 03:39 | 日記 | Comments(2)