都市計画道路を歩く
2018年 06月 25日
第1工区を歩く さいわい通りの直角カーブから
まず、第1工区。さいわい通りの直角のカーブ部分から、畑を通り、東久留米総合高校ギリギリを通り、さいわい第3広場や黒目川そばの桜の公園を突き抜け、黒目川を超え、小山通りの改善センターまでです。途中、住宅もたくさんあります。道路幅員は、16メートル。
都市計画道路が交わる市道の拡幅計画はずっとたなざらし
第3広場は楽しい遊具もある子どもたちが大好きな公園。今日も子どもたちが遊んでいます。このあたりで、市道2114号線と交わります。この道路は、幸町都営住宅につながる道です。緊急車両がすれ違えないことから、都営住宅建て替え時に拡幅する計画になっていました。ところが、ここはずっとたなざらしになってきました。現在も、都市計画道路ができた場合にどうしていくのか、不明です。
桜の公園から黒目川をわたって
桜の公園はお花見で人気のスポット。ベンチもあります。今の時期も、ジョギングや散策をする人達がほっとひとやすみしたりおしゃべりしたり。その目の前の黒目川は、オイカワの産卵場所になっているそうです。その黒目川を大きく斜めにわたり生活改善センター横へ。そのそばには小さな森。ツミ(小型の鷹)が巣をつくった木も。
小山通りと大円寺通りが交わる場所は交通量も多い
生活改善センター前、小山通りと大円寺通りが交わる部分は、今でも危険個所。ここは通学路ですが、車の抜け道になっていて車の交通量もとても多い場所。ここに、都市計画道路が入って来ることで、安全対策はどうしようとしているのでしょうか。
この第1工区で、およそ7~8年かかるだろうとの見込みだそうです。
第2工区は大円寺を通る
次に、大円寺まで行きました。大円寺は第2工区です。大円寺のなかの会館、お墓、水子地蔵などは道路にかかるのではないでしょうか。大円寺のなかには防空壕も残されています。地域にとって、とても大切な場所です。
市民全体で考えたい
この都市計画道路が、本当に必要かどうかは、地域住民のみなさん、市民のみなさんの声によって判断していくべきです。まだ、計画全体の金額等もわかりません。また、市は、さいわい通りの直角のカーブのところの冠水を解消したい、ということを第1工区の大きな理由にしています。しかし、冠水対策に市も努力を続けてきています。その到達点はどうなのか、きちんと検証する必要もあります。
道路は生活に欠かせないもの。それだけに、本当に新しい道路が必要か、現在ある道路の改善はどうか、環境はどうか、など市民主体で考えていくことが大事だと思います。
6月29日に説明会
6月29日(金)夜7時~(1時間30分程度予定)、「事業概要及び測量説明会」があります。久留米中学校C棟2階の視聴覚室にて。
(右は北村りゅうた東久留米市議)
東久留米総合高校横の畑
さいわい第3広場付近
桜の公園
小山通りと大円寺通りが交わる部分
by hara-noriko | 2018-06-25 00:27 | 活動日誌 | Comments(0)