清瀬の共産党市議団を4人から5人へ
2018年 08月 03日
8月1日、共産党清瀬市議団のみなさんと一緒に、清瀬駅前で朝の宣伝をしました。西日本豪雨被災者への救援募金を呼びかけながら、国政・都政・市政の課題をそれぞれが訴えました。このなかで私は、来年の統一地方選挙で清瀬市議団を4人から5人に増やしてください、とスピーチしました。以下はその要旨です。
来年の統一地方選挙 清瀬では市議選と市長選
来年4月には統一地方選挙がおこなわれます。平和があってこその私たちの暮らしです。その暮らしを守るいちばんの土台は、市区町村の政治ということになります。清瀬市でも東久留米市でも、市議会議員選挙があります。清瀬市では市長選挙もあります。市政を大きく変えていく絶好のチャンスです。
現職4人に加えて香川泰範(かがわ・やすのり)さんが
日本共産党は清瀬市では、市議を4人から5人にへと前進しようと取り組みが始まっています。佐々木あつ子市議、原田ひろみ市議、深沢まさ子市議、山崎美和市議の現職4人に加えて、5人目の予定候補が香川泰範(かがわ・やすのり)さんです。
子育て真っ最中 障害者施設で働いてきた人
香川さんは4人のお子さんを育てている子育て真っ最中の世代です。障害者施設で働き、障害者・障害児のみなさんを支える仕事をしてきました。
障害者福祉は、いま曲がり角にきています。障害者の権利を守ろうという条約を批准し、障害者差別禁止法もつくられてきました。しかし一方で、整備はまだまだ不十分です。
放課後等デイサービスへの支援が切り縮められる事態に
子どもたちが放課後や長期休みにすごす放課後等デイサービスへの支援が切り縮めらる事態に直面しています。この4月国が支援のあり方を見直して事業所の報酬を改定したからです。多くの事業所から悲鳴があがっています。重度のお子さんも含めて、放課後を安心してすごせるように取り組んでいる良心的な事業所ほど大きな減収が見込まれ、子どもたちの負担が大きくなる危険が高くなっています。「障害のある子どもの放課後保障全国連絡会」(全国放課後連)など、放課後等デイサービスにかかわっているみなさんが改善を求めて取り組みを強めています。
市民が政治を動かして新たな局面つくる
そういうなかで、やっぱり市民のみなさんの声が政治を動かし、ようやく国も事業所の減収や障害の判定について見直さなければならなくなりました。放課後等デイサービスを利用している子どもたちの障害の程度はどうなのか、障害の重い子がどれくらい入っているのかなどについて再判定しなさい、という指示が出ていることがわかりました。
障害のある子どもたちが安心して学校に通い、放課後等デイサービスにいけるよう改善を求めてみなさんと一緒に声をあげていきたいと思います。
障害者福祉の現場を知っている香川さん
こういう現場で仕事をしてきたのが香川泰範さんです。
障害のある人もない人も安心して暮らせる地域をつくっていくために、みなさんと一緒に取り組みを強めていきます。ぜひとも、香川さんを知っていただき応援していただきたいと思います。日本共産党市議団を4人から5人にしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
参院選挙で野党共闘を強めたい
統一地方選挙のあとには参院議員選挙があります。
日本共産党は、1人区を含めて野党共闘がしっかりすすむように力を尽くしているところです。野党共闘がしっかりできることによって、1人区でも議席を取っていく。そういう取り組みができれば、政治は大きく変わっていきます。
いま、自民党の総裁選がどうなるか、安倍総裁の3選がどうなるか、あれこれいわれています。この安倍政権を終わらせる。自民党・公明党の政治によって福祉や教育が削減されてきました。こうした政治をみなさんと一緒に切り替えていきたい。そのためには一致点での共同がどうしても必要です。日本共産党は野党共闘を強めて、みなさんと一緒に新しい政治をつくれるようにがんばりたいと思います。ご支援を心からお願いいたします。
4人の子どもを育てながら
こんにちは。ご紹介いただきました5人目の市議に挑戦させていただきます香川泰範です。
私は中清戸に住んでいまして、子どもが4人います。双子の男の子が中3でいますが、生まれたときは元気だったのですが、2人とも同じタイミングで自発呼吸をしなくなり、無呼吸発作となり、それが原因で脳性麻痺になりました。弟は完全に身体障害で車椅子生活をしています。兄の方はそこまでひどくないですが、脳性麻痺の症状が少し残って運動が苦手です。
障害児を育てる子育て世代として「声を出してみよう」と
私が今回、挑戦させていただく理由として、休みの日に子どもを連れて出かけようと清瀬駅に行こうと思っても、私の自宅の近くのバス停からは車椅子でバスに乗れないんです。狭すぎて、スロープを出すのに苦労する。もう一つ先のバス停、手前のバス停も同じ状況なんです。なんて乗りづらい場所なんだなと。歩道を見ても若干の傾斜なんですが、本人は車道に傾いてしまう。いくらガードレールがあっても危険です。小学生たちが登下校で通るバス通りなのに信号がない。小さな子どもの事故が何回もある。信号機をつけてほしいという声は前から出ていると思うけれどなかなか実行されず、これは強くいうしかない、大きな声を出してみようと思い、決意しました。
新生児集中治療室・母体胎児集中治療室
小児医療の充実を訴えたい
小児医療のことでは、清瀬市内で2人は生まれました。1人は当時、まだあった清瀬小児病院のNICU(新生児集中治療室)に入りました。もう1人はベッドがいっぱいで、板橋区の豊島病院に搬送されました。
その時、清瀬小児以外にNICUがあるところが近くになかった。その後清瀬小児がなくなり、昭和病院と武蔵野赤十字にNICUができているのですが、それぞれ6床しかない。
NICUは生まれてから急変した子どもたちが入る。もう一つMFICU(母体胎児集中治療室)という生まれる前の母親と子どもが入る集中治療室は、この近辺にはなく、府中市の総合医療センターにしかない。地元で安心して出産でき、子どもの面倒を見ることができるよう強く願っておりまして、訴えていきたいです。
いいたいことはいろいろありますが、今後の活動で発信していきたいと思います。若輩者ですが、どうぞよろしくお願い致します。
【香川泰範(やすのり)さんのプロフィール】
1976年、西東京市(保谷)生まれ、42歳。
17年間ガソリンスタンドに勤務、自動車整備士。保険会社に勤務後、障害のある息子の育児と障害福祉の向上をめざして障害福祉施設に勤務。特別支援学校PTA副会長。現在、党市子育て・くらし応援パートナー。
中清戸在住。家族は妻、3男(15歳・双子、10歳)、1女(13歳)、猫(オス)。趣味は水泳、ドライブ。夢は障害のある息子とスキューバーダイビングに挑戦すること。
(左から)原田ひろみ市議、深沢まさ子市議、香川泰範(やすのり)さん、
宮本徹衆院議員、原のり子、山崎美和市議、佐々木あつ子市議
香川泰範さんとがっちり握手
都政・市政報告会で発言する香川さん
豪雨災害救援募金を訴える香川さん
by hara-noriko | 2018-08-03 23:51 | 活動日誌 | Comments(0)