市民みんなで農業の発展を考える   

東京・清瀬市 「みんなが主役」市民の会
都市農業をテーマにタウンミーティング
 東京・清瀬市で、「みんなが主役」市民の会が主催するタウンミーティングに参加しました(2月18日)。テーマは都市農業。会場は、満席です! 「市民の会」の池田いづみさん、ステキな方です。言い残すことなく話していってください、との冒頭のあいさつに、市民が主役を貫ける方だと感激! 私は、都市農業とのであい、農業者から学んだことを発言しました。以下は、その要旨です。

【私のスピーチ(要旨)】

 みなさんこんにちは。ただいま紹介していただきました都議会議員、日本共産党の原のり子と申します。きょうはありがとうございます。こんなにたくさんの方が集まっていて、しかもスタートの本当に大事な集まりだということがいまわかって、とてもドキドキしています。

池田いづみさんの言葉に感激
 池田いづみさんがいまごあいさつされました。短いあいさつでしたけれども、すばらしい方だと思いました。「みなさんいい残すことなく発言されて帰ってくださいね」とおっしゃっていましたけれども、本当にそこが大事だと、私も思います。みんなが主役になって、みんなが意見をいい合える。そのことが大事にされる、そういう市政にしていかなければならない。池田さんがいかにふさわしい人かということが、そのひとことでも表れているなあと思って感激しました。きょうは、自分の都市農業に対する思いを話させてもらって、みなさんのこの後の討論に生かしていただけたらいいなあというふうに思います。よろしくお願いいたします。

川があって、緑があって、畑がある
この環境が清瀬・東久留米の魅力
 都議になる前は、東久留米の市議会議員として5期活動してきました。子育て世代から市議会議員をというなかで、3番目の子が生まれた直後でしたけれども、3人の子を保育園で支えてもらいながら、市議会議員になったという経緯があります。
 都市農業と私の関わりは、市議会議員になるときに、実はありました。子育てしやすい、また高齢になっても、障害があっても安心して住み続けられる町にしていきたい。じゃどういうことを政策化していくのか。みんなで話し合っているときに、清瀬・東久留米地域の大好きなところは、やっぱりこの環境なんですね。川があって、緑があって、畑がある。東久留米では、落合川があり、その落合川は夏になると子どもたちが泳いで遊べる。すぐ近くは湧水があるんですが、私も子育てのなかでもそこが大好きで、市民プールはないけど川があるじゃないか。この環境がとても大事と思っていました。

水が豊富で環境がいい
「畑がたくさん残されているからだよ」と
 そのことをみんなで話し合っているうちに、どうしてこんなに水が豊富なのかなあという話になりました。いろいろみんなで検討するなかで、当時、東京農民連の事務局長をされていた方にお願いをして、勉強会を開いたんです。そのときに、これだけ水が豊富で環境がいいというのは、畑がたくさん残されているからだよ、っていうふうに聞いて、私は目からうろこだったんです。もうみなさんはそんなの当たり前と思うかもしれないです。でもその当時、私にはそういう知識がありませんでした。

都市農業を守ることが一大テーマに
 畑があって、そこに雨もしみこんでいく、それが湧水にもつながっていくんだ、と。環境を守るためには農業を守っていくことがとっても大事なんだということを、そのときに教えられました。もうハッとして、そうなんだということで、都市農業を守っていくことが一大テーマになりました。

農家に聞きに行って
 いろいろ教えてもらいたくて、「どんな農業をやってるんですか」と農家に聞きに行きました。私は共産党なので、みなさんどういうふうに思われるかなと思っていましたが、自民党のポスターとかが張ってあるお家でも、「いいよ、いいよ」ということで話を聞かせてもらいました。

「この土地で農業を続けたい」

「先祖から受け継いだ土地を守りたい」
 そういうなかでわかったことは、みなさんいろいろ立場の違い、考え方の違いはあるけれども、この土地で農業を続けたいということ、そして先祖から受け継いだ土地を守りたいと、すごく強く思っているということを知りました。それは、自分の私利私欲とかではなくて、この大事な土地を受け継いできたものをなくしたくない、と。今の国の農業政策では、なかなか農業だけでは食べていけないけれども、本当は農業だけでやりたいというふうにいってらっしゃる方もたくさんいることも知りました。

立場の違いを超えて農業守る
 それを知らないときには、また農地を売って家を建ててるというふうに思っていました。でも、本当はつらいんだという話も農家の方に聞かせてもらいました。そういうなかで、都市農業を立場の違いを超えて、一緒に守っていくという、そういうとりくみが大事だなあということを感じました。

農業は素人の私だけれど…
 それで、そんなことを自分なりに、本当に素人で、私、農業をぜんぜんやったことなくて、そういう農家に行くと、「そこのトマト持ってっていいから、自分でちょっと切って持っていきな」っていわれても、そのはさみの使い方さえわからなかったくらいです。不器用だし、農業は素人なんだけれども、その素人の私が、農業が本当大事だと思っていますということを訴えて、市議会議員選挙なんかもとりくんだわけです。

農業委員になって
 そして、農業委員になりました。当時は議員の枠があって、なんとか入れて、農業委員になったら、「素人が来てもらっても困る」と農業委員会でいわれました。けれども、素人だからこそ、また消費者の一人として、大事だという思いを発信していきたいということをみなさんと話し合いながら、いろんなことを教えてもらいました。

活性化支援事業を使いやすく

 私なりに都市農業にとりくんできて、この問題はやっぱり立場の違いを超えるということを実感しています。私は都議会議員になって初めての一般質問で、小児医療の問題と都市農業の問題を取り上げました。決算委員会では都市農業活性化支援事業についてとりあげました。これについて農民連のみなさんや東久留米、清瀬の農家の方に話を聞くと、「もっと使い勝手をよくしてほしいんだ」ということをいわれました。
 これはですね、3戸以上、3つの農家が集まって、1件あたり最低事業費500万円という事業なんですね。そうすると、3つの農家が事業をやりたいと思わなければ、この補助は使えないということです。「たとえ1軒であっても施設整備などに支援を受けたい、といったらこの補助がつけられるようにしてほしい」ということを一般質問の前の決算委員会で取り上げました。そうしたところ、「その地域の特性に応じて、必要であれば1軒でも補助をつけます」という答弁がありました。これは、本当に良かったなと思います。
 みなさんにもっともっと使ってもらえるようにしていきたいと思いますが、先日も、清瀬のある大きな農家の方にお会いしたときに、活性化支援事業は本当に良かったと、助かったっていうふうにいってくださっていたので、ああ良かった、と思っています。

農業体験農園の支援もすすめたい
 また、農業体験農園を支援していく事業、これも非常に重要で、いま東京都でもやっていますけれども、もっと利用者の負担を軽減するとか、いろんな形で工夫できないかということを都に提起しているところです。
 生産緑地の8割が2022年にちょうど期限を迎えてしまうんですね。そうすると、東京の農地がいっぺんに宅地化する危険もあるので、そこをくい止めていくためにも、農地を守るためにも、体験農業を推進して、応援していくというのはとても重要なんです。これについても、東京都が農業体験農園のPR、これからもっと進めていくという答弁がありました。

みなさんの声を市議会、都議会へ

 こういうことを一つひとつ、本当にみなさんの声で、とくにその補助金の関係は、東京都と密接につながっていますので、みなさんの声を市議会でも、そして都議会でも取り上げることで実現できることはたくさんあるなというふうに思っています。

自然が大事にされた環境を市民が守る

 私はそういうなかで、この本当に立場の違いを超えて清瀬の農業を守っていく、そして農業がよくわからなくても、自然が大事にされた環境を一緒に市民で守っていきましょうということで、やっていくことが本当に重要だなと思います。
 今日みなさんがいろいろ話し合われるということ、それが都市農業をテーマにするということ自体が本当にすばらしいなあと、画期的だなあと思います。有意義な議論がされるように期待をいたしまして、私の話を終わりたいと思います。ありがとうございました。

満席の会場でスピーチ
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あいさつする池田いづみさん
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タウンミーティングの予定
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《関連情報》
「みんなが主役」市民の会
原のり子 一般質問(東京農業の振興)
原のり子 一般質問(全文)
原のり子 決算特別委員会での質問(都市農業への支援)
原のり子 都市農業への思い



by hara-noriko | 2019-02-22 23:10 | 活動日誌 | Comments(0)

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