市民の声が届く政治に
2019年 04月 10日
共産党にお力添えを
みなさん、いま政治が本当におかしくなっている、そういうなかで、まずは4月に統一地方選挙、この地域でも市議会議員選挙があり、そして夏には参議院選挙があります。二つの選挙を通じて、みなさんの当たり前の声が届く、そうした政治に切り替えられるように、一歩でも二歩でも前進していけるように、私たち日本共産党、力を合わせてとりくんでまいります。みなさんの大きなお力添えを日本共産党へお寄せください。
東久留米市の公立保育園全廃計画をどうするのか
「公立保育園守る」を一大争点に
この市議会議員選挙では、争点となる問題がたくさんあります。とくに、公立保育園全廃計画をどうするのか、このことが問われています。今、市内には公立保育園が5カ所あります。この5つの園をすべて廃止にしようというのが、自民、公明が与党の並木市政です。
廃止計画を提案をしているのは市長ですけれども、これに議会が賛成をすれば通るけれども、賛成をしなければ止まります。ところが、現在の市議会では、自民、公明などが推進していこうということで、廃止計画がなかなか止まりません。
私たち日本共産党は、みなさんと力を合わせて、地域にある大事なこの子育て支援の施設である保育園、公立保育園を守っていく、このことを一大争点にしてとりくんでいきたいと思います。
しんかわ保育園が最初の廃止対象
保護者や市民が存続訴える
最初に廃止が計画されているのが、しんかわ保育園です。ことしの4月から、ゼロ歳児の募集が停止されました。昨年9月、「しんかわ保育園廃止条例」が自民、公明などの賛成で可決されたからです。
保護者や市民は、市内にポスターを貼りだしたり、市に請願を出したりして、しんかわ保育園の存続を訴えています。
都議会 全会一致で児童虐待防止条例を可決
私は都議会議員として活動しています。先日の都議会定例会で児童虐待防止条例が成立しました。この児童虐待防止条例をさらによりよくしていこうということで、私たち共産党都議団は、修正案を出しました。残念ながら、修正案は通りませんでしたけれども、児童虐待防止条例については、内容がいいものとして全会一致で可決されました。
子どもは権利の主体
この児童虐待防止条例、何が大事かといいますと、私たち共産党が提案しました「子どもは権利の主体だ」ということをしっかり前文に盛り込むことができました。さらに、体罰は禁止だということも明記されています。そして、児童相談所の機能をより充実していくこと、児童福祉司や児童心理士を増員をしていことも、この条例に基づいてすすめていくことができるようになりました。
子ども家庭支援センター、保育園、幼稚園、学童保育、学校
網の目で連携して子どもを守る
私が、みなさんにいちばんに訴えたいと思うのは、児童虐待防止条例が、地域の子育て支援の施設と連携して子育てを応援していくことが大事だということを位置づけた点なんです。子ども家庭支援センター、保育園、幼稚園、学童保育、学校などが、ちゃんと連携をして、網の目のようになって、どこでも、どこかで、子どもたち救うことができる、子育てで悩んでいるお父さん、お母さんたちの相談に乗ることができる、こういうことを児童虐待防止の上でも大事にしていこうということが条例で位置づけられました。
子育て支援を充実することこそ時代の流れ
公立保育園全廃は、とんでもない逆行
私はこれは本当に重要なことだと思っています。みなさん、この条例に基づいて今の東久留米を見たらどうでしょうか。子育て支援をもっと充実していかなければいけない、施設同士の連携を充実しようというときに、この東久留米では公立保育園を全廃をしようとしています。とんでもないことです。みなさんとどうしてもストップをかけなければいけないと思っています。
さいわい保育園が閉園に
待機児も多いのになぜなくすのか
さらに、3月31日をもって、公立さいわい保育園が閉園になりました。私は村山順次郎市議、北村りゅうた市議といっしょに訪問して、園長先生からもお話を聞いたり、様子を見させていただきました。最終日になった3月30日には、子どもたち、卒園児や先生方、親たちでいっぱいになっていました。どうしてこの保育園を待機児も多いのになくさなきゃいけないのか、と涙ながらにみんなで話していました。
閉園と同時に子育て支援事業も打ち切り
跡地も売却する冷たさ
さらに、子育て支援の事業には、年間、昨年度は6300人ものべでこの保育園に来ていました。しかし、市長も共産党以外の会派も、さいわい保育園でやっている子育て支援事業を、ここでもう打ち切るという判断をしてしまいました。そして、さいわい保育園の跡地は売却をするといっています。
支援事業に救われた、と若いお母さんが
北村りゅうた市議と一緒に開いた懇談会で
みなさん、こんなに子育てに冷たい市政でいいのでしょうか。この問題を毎議会のように取り上げてきているのが日本共産党市議団です。先日、北村りゅうた市議と一緒に、さいわい保育園の子育て支援事業を利用しているお母さんのお話を聞く懇談会をもちました。このなかでもお母さんから、育児ノイローゼになりそうだったところを、さいわい保育園のこの支援があったから、先生たちが寄りそってくれて、何とか持ち直すことができたんだという話がありました。
こういう話に耳を傾けることこそ、市長と市議会の役目ではないでしょうか。それをやっていない今の市政をどうしても変えたい、その思いで北村りゅうた市議は、さいわい保育園の問題、そして公立保育園全廃計画にストップをかけるという問題についてとりくんでいます。
私も、都政の場から、この児童虐待防止条例に基づけば、今東久留米がすすめようとしている保育園をなくすという計画は絶対にストップをかけなければならないんだということを、声を大にして訴えていきたいと思います。
ご一緒に市議会を変えましょう
みなさん、いよいよ4月のこの市議会議員選挙が本当に重要になってきました。この東久留米で安心して子育てができる、そして、高齢になっても、障害があっても、安心して暮らすことができる、そういう町にしていくために、市議会を変えていきましょう。
日本共産党の4人の議員団、いま活動していますが、北村りゅうた市議を含めて、ぜひともみなさんのお力で押し上げていただきたいと思います。
日本共産党は、ほかの政党のみなさんにも大事な問題では一致点をつくれるように呼びかけながら、同時に、筋を通す、みなさんと一緒に運動していることは絶対に裏切らない、ブレない政党です。そういう日本共産党をこれからも引き続きみなさんに応援していただけるように、私たちも頑張りたいと思います。



(左から)村山順次郎市議、永田まさ子市議、
北村りゅうた市議、かもしだ芳美市議予定候補

by hara-noriko | 2019-04-10 12:34 | 活動日誌 | Comments(0)