憲法と子どもの権利を守ろう   

 5月7日、東久留米市議の永田まさ子さんと一緒に、朝の宣伝をしました。連休中にメーデー、憲法集会、こどもの日がありました。夏には参院選挙があります。子どもたちが安心して生きていける社会をつくりたい。そんな思いで出勤する人たちに訴えました。以下は、その要旨です。

子どもの権利条約 発効されて30年
日本が批准して25年
 今年は子どもの権利条約が発効されて30年、そして日本が批准をして25年、という節目の年です。5月5日はこどもの日でしたが、子どもの権利条約が本当に生かされる、そういう社会にしていかなければならない、と改めて思っています。

そういうときに改憲煽る安倍首相
 そういうときに安倍首相は、「2020年に憲法を変えていく。この思いに変わりはない」というビデオメッセージを改憲をすすめようという人たちの集会(5月3日)に寄せました。どうしても憲法を変える。ここに執念を燃やす安倍首相の姿があらためて浮き彫りになっています。
 憲法をしっかりと守る。憲法9条をはじめ、みなさんの権利を守る。憲法をこれからも大事に、さらに生かしていく。そのことが問われています。

憲法と子どもの権利
ともに生かされる社会こそ
 私たち日本共産党は、憲法をしっかりと守っていく、そして、よりみなさんの暮らしに生かしていく、その立場で取り組みを強めていきたいと思います。この憲法とともに、子どもの権利条約が生かされる社会にしていかなければなりません。

高校生からの訴え
髪を染めていないのに「黒く染めてこい」と
 子どもの権利が阻害されている。それを実感をすることが多々あります。都議会議員になって最初に受けた高校生からの相談は、髪の毛を染めてもいないのに高校の先生から「黒く染めてこい」と指導された、という訴えでした。
 私たち共産党の都議団としても「重大な問題」と受け止めて、高校生や家族のみなさんとも相談しながら、また、教育委員会にも申し入れをしながら、改善させる取り組みを行いました。染めてもいない髪の毛を黒染めをしてこいという、こうした指導が実際に行われていることに驚きました。あってはならない、許されないことが教育の場で行われているということだと思います。

子どもたちの声をしっかり聞く
 子どもの権利が踏みにじられている実態を一つひとつ解決していく。子どもたちの声をしっかりと聞いていく。そういう政治に変えていかなければなりません。子どもの権利が阻害されている状況を改善していくために、私自身も力を尽くしていきたいと思います。

子どもには意見を表明する権利がある
ところが安倍政権は…
 子どもの権利条約では、子どもたちはどんな問題でも意見を表明する権利があります。意見表明権がしっかりと認められています。しかし、国連子どもの権利委員会から毎回のように勧告されている日本の状態は、過度の競争的な社会のなかで、子どもたちが苦しめられている、という事態です。ここを改善しなければいけない、と指摘されています。こういう問題に対して、国連の意見をまったく聞こうとしないのが安倍政権です。

東久留米市では
 東久留米市では、子どもたちの大切な公立保育園が全廃されようとしている、学校統廃合も進められている、児童館も民営化されている…。子どもの施設のことなのに、子どもの意見も聞かずにすすめることは、子どもの権利条約に照らせば、あってはならないことです。

子どもたちが安心して育つ社会へ
 子どもたちが安心してすこやかに育っていけるように、子どもの権利条約がすみずみまで生かされる。そして日本の憲法が、すみずみまでみなさんの暮らしに生かされる。そういう社会をめざして、ご一緒に歩んでいきましょう。


朝の宣伝で
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永田まさ子東久留米市議
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by hara-noriko | 2019-05-08 23:14 | 活動日誌 | Comments(0)

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