シルバーパスを使いやすく
2019年 05月 13日
「都議団報告春号」は こちら から
シルバーパスの使い勝手をよくしたい
共産党都議団として条例提案
私が都議選に出たとき(2017年6月)も、「シルバーパスをもっと拡充してほしい」という声がたくさんありました。私は公約として、「シルバーパスの使い勝手をよくしていく」と訴えてきました。
その公約にもとづいて、共産党都議団として昨年の3月議会にシルバーパス改善の条例改正案を提出しました。シルバーパスは年間1000円か2万510円かのどちらかしかありません。共産党の条例改正案は、▽3000円のパスをつくる▽多摩都市モノレールでも使えるようにする▽都県境を超えるバスでもシルバーパスを使えるようにする―という内容です。
都が利用の実態調査を実施
役立っているが圧倒的
都議会では、シルバーパス改善の条例案に圧倒的多数が反対して可決されませんでした。しかし条例改正案の提出が一石を投じることとなり、東京都は最近までシルバーパス利用の実態調査を実施しました。このなかではっきりと出たのは、シルバーパスを使っていらっしゃるみなさんは、圧倒的に役立っていると答えていることです。病院にも行ける。社会参加もできる。
2万510円はあまりに負担が重い
「パスが買えないから外出を控えている」と
しかし同時に、所得が一定額を超えて1000円のパスが買えなかった方たちにとって、2万510円はあまりに負担が重く、買うことを諦めている方たちがたくさんいらっしゃいます。私自身、いろんな方から「出かければ交通費がかかる。シルバーパスがないから外出を控えている」という声をうかがってきました。
高齢者のみなさんが元気に活躍できるための大事な制度なのに、それが高くて買えないから外出を控えている。こういう状況を早く改善していかなければなりません。都の実態調査では、使っている方は、役立っている、満足していると答えています。そうであれば、もっと拡充して使い勝手をよくすることが必要ではないでしょうか。
高齢者が元気に暮らしていける環境つくる
そこに力を入れる都政にしたい
超高齢化社会といわれるなか、高齢者のみなさんが地域で安心して元気に暮らしていける環境をつくっていくことが求められています。共産党都議団は、特別養護老人ホームを増やすことや、在宅介護を充実させていくことなども重要だと考えてとりくんでいます。同時に、高齢者のみなさんが元気に活躍できるようにシルバーパスの改善や補聴器購入に対する補助などにも力を入れる都政にしていきたいと思っています。共産党区市町村議員団とも連携しながら、また国会議員団とも連携しながら、とりくみをすすめていきます。
(注)シルバーパスの詳しい説明は こちら から。
by hara-noriko | 2019-05-13 01:03 | 東京都政 | Comments(0)