高齢者が安心して外出・移動できるように
2019年 05月 13日
シルバーパスの改善もその一つ
コミュニティーバス・コミュニティタクシーも
シルバーパスを改善して、3000円や5000円のパスもつくって、だれもがパスを持てるようにすることも一つの方策です。
もう一つはコミュニティーバスです。東久留米市の北村りゅうた市議も一貫してとりくんできている問題ですが、交通不便地域にコミュニティーバス・コミュニティタクシーを走らせる。これは本当にいま大事な課題になってきていると思います。
東久留米を見ても、坂の上に街がある地域があります。高齢者の方にお話をうかがうと、「急坂を上るのも大変だけれど、下るときが大変なんだよ」とおっしゃっています。急坂のある交通不便な地域にコミュニティーバスを走らせて、高齢者のみなさんが駅に出るときも市役所に行くときも、安心して移動できるようにする。この環境を整えていくこともまた、重要なことではないでしょうか。
さまざまな方策を考える必要
共産党東久留米市議団は実態調査を提案
車がなくても、高いお金をかけてタクシーを呼ばなくても暮らせる環境が必要だと思います。地域によっては、タクシー会社と提携して、タクシーに乗り合って外出できるようにする。こういうところに補助を出している自治体もあります。やり方はさまざまあります。北村りゅうた市議をはじめ共産党東久留米市議団は、並木市長はデマンド型交通をいっているけれども、さまざまな方策があるので総合的に検討すべきだ、と主張しています。そのためにも実態調査をすべきだと提案しつづけています。
共産党市議団は、4月の市議選で現有4議席を確保させていただきました。議会は自民系が5人、公明党が5人、共産党が第3会派で4人となりました。自民・公明の並木市長与党は過半数割れという結果になっています。
私たちは改めて、コミュニティーバスが必要だということ、交通不便地域は総合的な対策が必要だということを訴えながら、みなさんの声をしっかり受け止めてとりくみを強めていきたいと思います。
コミュニティーバス 都の支援も重要な課題
コミュニティーバスの問題では、東京都の支援がどうなるかも非常に重要です。立ち上げのときとその後少しの期間は都の補助がありますが、そのあとは各自治体でやってください、ということになっています。
路線バスが走らない、つまりなかなかもうからない地域に走らせるのがコミュニティバスですから、黒字を前提にするものではありません。吉祥寺のようなところでは黒字になっていますが、多くが福祉的な視点から赤字になっても必要だということで実施されています。私は、こういうところにお金をかけることが必要だと判断する市政にしていくことが必要だと思っています。共産党市議団としっかり連携して、東京都としてコミュニティーバスへの支援を強めていくために力を尽くします。
北村りゅうた・東久留米市議(右)と一緒に訴え
by hara-noriko | 2019-05-13 21:24 | 東京都政 | Comments(0)