発揮された都民の力   

心身障害者医療費助成制度の拡充を求める請願
全会一致で継続審査に 都議会厚生委員会
 8月30日、都議会厚生委員会は、障害者医療費助成制度の拡充を求める請願を、全会一致で「継続審査」としました。紹介議員になっているのは、共産党都議団と生活者ネット。不採択にならなかった意味は本当に大きい! 清瀬・東久留米の障がい者団体をはじめ26団体、1万2032人の署名を添えて提出された、ねばりづよくとりくんできた都民の力です。

共産党の白石たみお都議
賛同する立場から質疑
 共産党の白石たみお都議は、全面的に賛同する立場から質疑を行いました。同じ時間、私は総務委員会に出席していたので、直接聞くことはできませんでしたが、白石都議から質問原稿を読ませてもらい、やりとりについて教えてもらいました。その要旨は…

中度、軽度の障がいの方
医療費がかかる実態を明らかに
 障害者医療費助成は、今まで対象になっていなかった精神障がいの方も、1級だけとはいえようやく前進。しかし、精神障がい者の9割は対象外。また、知的障がい者も愛の手帳1度2度の方のみ対象なので、7割の方(3度4度)が対象外。都のいい分としては、重度の方ほど医療にかかる経済的負担が大きいから、中度、軽度の方は対象にしていない、と。
そこで、白石都議が「では、中度、軽度の方がどのぐらいの医療費がかかっているのか調査したのか」と聞いたら、「調査していない」。「実態調査をしていないのに、本当に医療費の負担が大きくないといえるのか」と迫りました。そして、障がい者の方々の実例を訴え、中度、軽度の障がいの方でも、医療費がかかる実態を明らかにしました。

傍聴者から「うれしかった」の声
 傍聴していた方たちから、「うれしかった」「本当にありがとう」という声が寄せられました。共産党は採択すべきとの立場は変わりませんが、議会が一致してこの問題に継続してとりくむことが大事と考え、継続審査に同意しました。
 これからも、力をあわせて頑張ります!!



共産党清瀬市議団の懇談会で都政問題を報告
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by hara-noriko | 2019-08-31 00:08 | 都議選 | Comments(0)

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