台風被害への本格的支援を   

首都圏を襲った台風15号
 首都圏で猛威を振るった台風15号。9月8日から9日にかけて、大島や新島、式根島、神津島などで甚大な被害が出ました。共産党都議団は、東京都に緊急の申し入れをおこなうとともに、現地調査のため、代表を現地に派遣することにしました。あわせて、救援募金も訴えています。私も14日の定例土曜宣伝で、訴えました。その要旨を紹介します。

東京の島しょ部で深刻な被害が
 いま、東京の島しょ部で深刻な被害になっていることを、ぜひ知っていただきたいと思います。大規模な停電、断水があったり、家そのものが壊れたりして、大変心配です。ビニールシートが足りないなどの課題が山積しています。農業者のみなさんからは、ビニールハウスが倒れてしまって仕事ができない、収入が途絶える、ということがたくさん届いています。
 私は千葉県の牛乳を配達してもらっていますが、届けられない事態になっています。台風の被害にあわれた地域のみなさんへの支援を強めていきたいと思います。

共産党都議団 都に緊急申し入れ

 日本共産党都議団は10日、東京都知事に緊急の申し入れをしました。次の4点を求めています。
 (1)島しょ地域の被害状況を都として把握し、島しょ地域の町村及び住民から要望を聞き、迅速に対応すること
 (2)家屋損壊、農漁業等の被害に関しては必要な財政上、税制上の支援を行うこと
 (3)必要な飲料水、生活用水の確保、支給を迅速に行うこと
 (4)倒木、流木などの被害に関し、撤去に要する支援を行うこと

都議会総務委員会でも都の支援求める
 都議会総務委員会で私は、息の長い支援をしていくべきだ、とくにくらしを支える支援が必要だ、と指摘しました。
 法律に基づいた国の支援を早急におこなうだけでなく、国の支援を待つことなく東京都が独自に支援すべきだ、と私たち共産党は都に求めています。
 全壊もあれば半壊もあります。どの方もこのままでは家に住めないということで、「屋根の代わりになるものはないか」「ビニールシートはありませんか」と声をあげています。避難所で何とかしのいでいる方々もいらっしゃいます。島の中にある教職員、都職員の住宅などを利用できるようにするなどの改善を求めていきたいと思っています。きちんとした家で生活できるようにする。そういう支援が必要です。

都議団として現地を調査
 現地では、共産党の議員さんたちが毎日、駆けまわっています。なんとか支援を強めてほしい、ボランティアに来てもらいたいと思っても、受け入れる人手さえ足りない、と訴えています。
 共産党都議団は、現地をしっかり見てくる、そのことを開会中の都議会に反映させよう、ということで代表を現地に派遣することにしました。調査の内容を都議会開催中に明らかにして、支援を求めていきます。

救援募金にご協力を
 東京の島の人たちは、これまでも台風被害を受けてきました。昨年、私も八丈島に行き、台風被害の実態をこの目で見て、議会で取り上げました。今回の深刻な被害についても、実態を把握して取り組んでいきます。
 島のみなさんを緊急に直接支援していこう、ということを救援募金を呼びかけています。千葉県や東京都の大島、新島をはじめ、台風被害を受けている方々への支援にご協力を心からお願い申し上げます。

毎週土曜日の定例宣伝で救援募金をよびかけました
右は、北村りゅうた東久留米市議
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募金に応じてくださった方々
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by hara-noriko | 2019-09-15 20:23 | 活動日誌 | Comments(0)

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