都議会第3回定例会終わる
2019年 09月 18日
台風被害 現地調査をもとに支援強化求める
都議会第3回定例会(9月議会)が終わりました。河野ゆりえ都議が共産党都議団を代表して、討論を行いました。
まず、河野さん自らが大島に調査にいったことをふまえ、台風15号の被害についてもくわしく触れ、説得力をもって支援の抜本強化を求めました。
羽田新飛行ルート、カジノ
都知事の姿勢を厳しく批判
そして、羽田新飛行ルートについて「地元の理解と協力が前提」としてきたことを知事が裏切っている姿勢。また、カジノの検討をしながらも、その検討内容は黒塗りの資料がでてくる。こうしたことについて質問しても、知事自身がいっさい答弁に立たない。…その姿勢を厳しく指摘しました。カジノについては、19日が国による自治体の意向調査の回答期限であることを改めて指摘し、カジノ誘致はしないとはっきりと回答すること、そして回答内容を都民に全面公開することを求めました。
私はひきつづき総務委員会に所属
米倉春奈都議と一緒に担当
さて、現在の都議会も任期4年の折り返しをすぎ、新たな体制になりました。私は引き続き、総務委員を務めます。この2年一緒に活動してきた、とくとめ道信都議は公営企業委員会へ。今後は、米倉春奈都議と一緒に総務委員会を担当します! よろしくお願いします。
「東京都子供・若者計画」の改定で
共産党都議団として都に申し入れ
きょうは、本会議終了後、「東京都子供・若者計画」の改定に関する申し入れを行いました。これまで、共産党都議団の子ども・若者施策を検討するチームを中心に、担当課のヒアリング等もおこなってきました。そのうえで、より良い計画にしていくために、子どもたちの声を聴くことや、青少年問題協議会に諮問することが必要であることなどを知事あてに申し入れることにしました。米倉都議から説明し、それを受けて担当者は、「ご意見を受け止めながら適切に対応したい」と述べました。
子ども・若者支援の専管組織を
よりよい計画にするために努力
この計画は、子ども・若者育成支援推進法に基づく計画です。今年度が最終の5年目であるにもかかわらず、2020年度以降に向けての改定に着手していないことについて、私も今年の3月の総務委員会で指摘しました。そのとき、「都民安全推進本部で適切に対応していく」との答弁がありました。私は、今後の対応を求めるとともに、本来、子ども・若者支援については、専管組織が必要ではないかと指摘し、議論しました。
子ども・若者支援の専管組織を、ということは共産党都議団が過去からずっと求めてきていることです。より良い計画にするための議論をすすめながら、子どもや若者が主役になれる組織のあり方も提案していきたいと改めて思っています。
都に申し入れる共産党都議団
by hara-noriko | 2019-09-18 22:58 | 都議会 | Comments(0)