2度目の本会議一般質問
2019年 09月 23日
障がい者運動からたくさん学んで
1999年に東久留米市議になり、2017年に都議になり、20年ほど議員として活動してきたことになります。ふりかえってみるとたくさんの運動とたくさんの人との出会いがあり、感謝の気持ちでいっぱいです。なかでも、障がい者運動から学んだことは本当に大きなものがあります。
一人ひとりの発達保障こそ
市議になったばかりのころ、茂木俊彦先生のお話を東久留米で聞きました。障がいは個性ではなく、生きていくうえでの困難だということを据えて、一人ひとりの発達保障をしていく大事さを話され、目からウロコでした。人間は誰しも一人ひとり個性がある、でも、障がいを「個性」に解消してしまうこととは違う。障がい者権利条約にもつながっていく大事な考え方を学ばせてもらいました。
保護者のみなさんの努力
そして、障がい児を育てる保護者のみなさんから学んだことが本当に大きいです。わかくさ学園、公立保育園の障がい児保育、特別支援学級、情緒障害通級学級、特別支援学校、放課後支援、学校卒業後の進路、グループホームなどなどあげればきりがないほどです。障がい児の保護者のみなさんは、子どもの成長とともに、ずっと子どもたちが生きられる場所をつくりだしていくとりくみを続けられています。子どもが大人になったら親の手から離れる、というふうにはなっていない。本当は社会が引き受けなければならないのに…。
とりくみを強めたい
今回の一般質問では、そこを正面から問いたいと思いました。幹事長談話でも、知的障がい者の健診について、知事が、環境整備の必要性を初めて答弁したことなどが紹介されました。今回の質問をもとに、とりくみを強めていきたいと思います。



by hara-noriko | 2019-09-23 02:44 | 都議会 | Comments(2)

