一般質問をどのように準備しているのか   

 一般質問の詳報をこのブログで紹介してきました。今回は、共産党都議団は一般質問をどのように準備しているのか、をお知らせしたいと思います。

みんなで練り上げる
 質問者(私)が問題意識にもとづき、調査し、質問を組み立て書き上げていきますが、それを18人全体の都議団会議にも報告し、意見をもらいます。そして、最後はチームをつくって練り上げます。
 今回の質問つくりでは、、里吉ゆみ都議をコーディネーターに、調査や議論を積み重ねました。障がい者の都職員採用問題では米倉春奈都議に、障がい者の医療問題では看護師でもある藤田りょうこ都議に、都市農業問題では尾崎あや子都議にかかわってもらい、そしてそれぞれの分野にかかわる議員団事務局メンバーにも加わってもらって、質問を練り上げました。

都民のみなさんを応援できるように
 少しでも都民のみなさんを応援できる内容になるよう、行政側にも質問趣旨についてていねいに伝えるなど、コーディネーター中心にとりくみます。結果としての答弁だけでなく、そのプロセスも重要です。私自身も認識が深まったり、行政側のとらえ方に変化が生まれたり…。そして、質問は都議団みんなのものになっていきます。

たくさん激励もいただいて
私の「ゆずれない思い」も
 質問終了直後の休憩時間に、清瀬市・東久留米から傍聴に来てくださったみなさんと懇談させてもらいました。たくさんの激励もいただき、本当に感謝です。
 「障がい者問題をやると聞いたから、車いすで来たよ」「仲間たちにも聞かせたかった」などのことばにグッときてしまいました。里吉さんからも、どうやって今日の質問になったか、苦労話なども含めて話してもらいました。そして、私も、障がい者のみなさんに対する差別発言についてなど、どうしてもとりくまなければという、ゆずれない思いだったことを話しました。
 今回の質問をふまえ、引き続きとりくんでいきたいと思っています。

傍聴してくださったみなさんと懇談
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対話が弾む駅前宣伝
右は、北村りゅうた東久留米市議
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by hara-noriko | 2019-09-30 21:27 | 都議会 | Comments(0)

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