政治を動かす若い世代   

大学入試「改革」で声あげる
英語民間試験の導入を延期させる
 いま、若い人たちが大きな力を発揮して政治を動かしています。ご存知の通り、大学入試に英語民間試験を導入する政府の方針に批判の声をあげ、延期させました。高校生をはじめ、若い人たちが世論を広げたからです。
 英語民間試験について高校生たちは、▽費用が異なる試験を2回まで受けることができるとされ、経済格差が生まれる▽試験会場に偏りがあり、地域格差が生まれる―などと批判していました。

萩生田光一・文部科学相の「身の丈」発言

怒りに火をつけた
 そんなときに、萩生田光一・文部科学相が、「身の丈にあわせて勝負してほしい」と発言しました。この発言が若い人たちの気持ちにいっそう火をつけて、「経済的な格差で学ぶ条件や学ぶ環境が変わっていく、これはおかしい」「これを進めていけばお金のある人とない人で完全に格差が出てしまう」と怒りが広がりました。
 そしてとうとう、英語民間試験導入を延期に持ち込むということになりました。すばらしい力だと思います。

野党も一致して取り組む

延期で終わりではない
 同時に、この高校生や若い人たちの声を受けて、野党が一致してこの問題でとりくみを続け、さらに、延期の決まったあとも、高校生や若い人たち、大学生たちが、「延期になったことは一歩だけれども、これで終わりではない」と声をあげました。これを受けて、野党のみなさんも、「これで終わってはいけない、若い人たちがそのことを教えてくれた」と、「撤回するまでがんばる」という確認をしています。

政治は市民が動かす
力を合わせましょう
 やっぱり政治は市民が動かす、そして若い人たちがこのように大きな力を発揮するということがはっきりと示されたと思います。私はあらためて、安倍政権のもとで冷たい政治が行われていることを本当に変えていく、そういうときだと思います。みなさん、力を合わせてまいりましょう。

高校生が都政を動かす
「ブラック校則」ノー
 若い人の活躍は、国政だけではありません。若い人たち、高校生たちが東京都政をも大きく動かしています。
 日本共産党の都議団の発行しています都議団報告でも、そのことをお知らせしています。いま、高校生の間で、「ブラック校則」ということが大問題になっているのをご存知だと思います。下着の色まで指定することまでおこなわれている。人権侵害です。

高校生から相談が
生まれつき黒い髪なのに「黒く染めろ」と
 私自身もこれまで、高校生からの相談を受けてきました。たとえば、生まれつき黒い髪の毛なのに「黒染めをしてきなさい」という、「黒染め指導」がありました。女子生徒が3年生になったときに、就職試験が近いからという理由もあってか、突然、学校側から、黒い髪で染めたこともない髪なのに、「うちの学校の黒ではない、もっとしっかり黒にして来い」といわれました。
 これに対して高校生は、「染めてもいないのにおかしい」と思い、「生徒手帳には『髪を染めてはいけない』と書いてあるのに、私には黒く染めてこないといけないというのは、おかしいのではないか」と声をあげました。そうしましたら、学校の先生が「黒染めは別なんだ」といって、黒染め指導を撤回しないという状況になりました。その後、この高校生は授業も受けさせてもらえない事態になりました。

「黒染め指導」は撤回された
都教育委員会が画期的な通知を出す
 私たち日本共産党都議団でも、これは放っておけないということで、とりくみを進めました。教育委員会とも話し合いました。そういうなかで、高校生ががんばり続けた結果、この「黒染め指導」は撤回されました。
 各地でたくさんの高校生が、「いまのブラック校則、おかしい」と声をあげてきました。今年、東京都教育委員会からあらためて通知が出されました。この通知は画期的なもので、「すべての教育活動は人権尊重を基本としなければいけない」としっかり明記したうえで、高校生に対する黒染め指導、髪の毛を黒染めにしなさいというまちがった指導は是正をするということになりました。まさに、高校生がこの問題で都政を動かした、あの東京都の教育委員会をも動かしたということになります。

若い人たちと一緒に
 私は、あらためて、これからも若い人たち、高校生の声も聞きながら、それを都政に届ける役割を果たしていきたいと思います。

駅前で若い世代の活躍を報告
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ビラを配布する村山順次郎・東久留米市議
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by hara-noriko | 2019-11-07 19:38 | 都政報告 | Comments(0)

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