日本共産党を語るつどい   

 11月17日、東京・東久留米市で「日本共産党を語るつどい」が開かれました。村山順次郎市議、北村りゅうた市議が、「しんぶん赤旗」の魅力や共産党の役割、共産党市議団の活動などを紹介しました。
 私も都政報告をしながら、入党の動機や議員活動のなかで学んだことなどをお話ししました。ざっと、こんな内容です。

【入党編】
18歳で共産党に入りました
思春期の反発もあったけど
 私は18歳で共産党に入りました。両親は教員で、2人とも共産党の活動をしていました。両親の周りにいる仲間の人たちも、本当にみんないい人たちでした。ですので、共産党への疑問はあまりありませんでした。ただ思春期でしたから、親がいっていることはどうも正しそうだと思っても、反発もし、親と同じ道には行かないとかって思っていました。

カシオペアを見に「赤旗まつり」へ
そこで民青に誘われて
 共産党がやっている「赤旗まつり」という催しがあります。当時人気絶頂だったフュージョンのバンドのカシオペアが来て演奏するという。私もバンドをやっていまして、カシオペアの大ファンでした。バンドをやっていた仲間の男の子と一緒に、カシオペアを見に「赤旗まつり」に見に行ったんですね。そこで民青(日本民主青年同盟)の人に声をかけられました。私はカシオペアを見たいから、とにかくいい席を取ろうと走っていたんです。民青の人に「すいません」といったら、「じゃあ、あとで」といわれて、民青の人から話を聞いたんです。
 「若い人たちで力を合わせて、いまの社会のおかしいこととかにちゃんと声をあげていこうよ」っていわれました。「まあ勉強するくらいならいいか」と思って民青に入ったことが最初のきっかけです。

侵略戦争反対を貫いた党
これがいちばんの理由でした

 そのあと、大学生になったときに、民青の先輩から「共産党に入らないか」と誘われて入党しました。侵略戦争反対を貫いた党。これがいちばん大きな理由でした。それまで、『はだしのゲン』を見たり、小林多喜二の映画を観たりして、正しいことが通らない社会、戦争の悲惨さ、これは絶対に繰り返しちゃいけない、ということを自分なりにすごく思っていましたから。自分に何ができるかは分からないけれども、勉強しながら少しでもそういう生き方をしよう、と思いました。

【議員編】
議員活動20年
「市民が主役」を実感

 東久留米市議会議員と東京都議会議員。20年ほど議員をやってききました。活力の源泉は何か、という質問をいただきましたが、やってきてすごく実感しているのは、「市民の力で政治が動く」ということです。議員が主役ではなくて、市民が主役なんです。だから議員をやれる。

市民の方たちの声を届ける

それが議員の仕事
 私は専門分野といえるものは、とくに持ってはいません。市議になったときから、農業問題をずっとやっていますけれども、農家の出身でもないし、農作業をしているわけでもありません。農家の人たちと出会って、なんで東久留米は水と緑が豊かなんだろうと、こんなに湧き水が豊富なんだろう、ということをみんなで勉強しました。それは農家の人たちが大変ななかでも畑を守って、そこに雨が浸透して、水がつくられていくんだとか、そういうことを一から知って、本当にこう感動しちゃうというか…。
 自分は素人だけれども、素人代表として、とりくむっていう感じなんですね。障害福祉の問題にもとりくんでいますが、いろんな障害をもった方たちのお話を聞いてきて、そういう方の声を届けるのが議員の仕事なんだ、ということを実感しています。

議員の大きな声で政治が動くのではない

市民みなさんの声で動いていく
 議員が大きな声でガンガンやったから政治が動くのではなくて、市民みなさんの声で動いていく。だからその声を誠実に届けよう。だから議員をやれているのかな、と思います。みんなの声が響いていないな、というときは悩みます。これをどうやって伝えるかって。悩むけれども、でもそこも市民みんなで力を合わせてやっていけるので、そこが共産党の議員としてすごくやりがいがある、と思っています。

「日本共産党を語るつどい」
議員活動などで学んだことをお話ししました
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共産党市議団の役割を語る村山順次郎市議
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「しんぶん赤旗」の魅力を語る北村りゅうた市議
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by hara-noriko | 2019-11-19 20:20 | 活動日誌 | Comments(0)

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