「旧こどもの城」を視察   

「こどもの城」 国の施設として開館
閉館され東京都が取得
 12月24日、共産党都議団で「旧こどもの城」(東京都渋谷区神宮前)を視察しました。国の施設だった「こどもの城」は、1985年に開館し、2015年に子育て中のママパパをはじめ、「存続してほしい」との声をおしきって閉館されました。そして、今年の9月に東京都が取得することになりました。

「都民の城」として活用へ

今年度中に基本計画
 東京都はこどもの城の既存建物を誰もが利用できる施設へとリノベーションし、都民の城(仮称)として活用していくとしています。今年度中に基本計画を策定し、2023年度からの供用開始を予定しています。

子どもたちの意見が反映されることが必要
青山劇場、青山円形劇場の機能存続求める声も
 都民の声はもちろんですが、とりわけ、これまで子どもたちの大切な施設だったことに鑑みて、子どもたちの意見が十分に反映されることが必要です。また、「旧こどもの城」の中にある青山劇場、青山円形劇場については、12月11日時点で機能の存続を求める演劇人声明(301名、3団体)が出されています。こうした声をしっかり受け止めて検討することが求められてます。

わが家も家族で利用
泊りがけで遊びに来た
 入り口の岡本太郎さんの「こどもの樹」が出迎えてくれる「こどもの城」。なつかしい。実は、わが家の子どもたちが小さいときに、泊りがけで遊びにきたことがあります。13階まである「こどもの城」は、6、7階がホテルになっていて、家族5人で泊まりました。子どもたちがたくさんいるので、気兼ねなく泊まれました。

工夫が随所に
落書きができる壁も
 プレイホールにはアスレチックがあって、子どもたちに大人気! つくりはしっかりしていて、これは今後も活用していくとのこと。よかった。おむつ替えの部屋もゆったりとつくられていて、34年前当時としては、相当考えられ、先進的だったのではないでしょうか。保育室も小さな子どもへの配慮が随所に。
 屋上遊園には、夏には仮設プールも設置されます。庭がない分、屋内も屋上も子どもたちが遊べるように工夫がされています。
 思い切り落書きができる壁、地下のプール、迷路のような「ふしぎが丘」、照明などもばっちりの音楽スタジオなどなど…。

円形劇場と青山劇場
他にはない特徴を生かして
 そして、円形劇場と青山劇場。何度か、コンサートやお芝居を見に来たことがありますが、改めて、本当に貴重だと実感しました。都民の城になった場合、多目的ホールにしていくとありますが、貴重で、他にはない特徴をどう生かしていくのか、真剣に検討することが必要です。

よい施設になるよう
都民のみなさんと一緒に取り組む
 「こどもの城」の今後について、財政委員会や本会議の一般質問で池川友一都議も質問し、尾崎あや子都議が共産党の代表質問でもとりくんできました。よい施設になるよう、都民のみなさんととりくんでいきたいと思います。

「旧子どもの城」を視察した共産党都議団
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入り口
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アスレチック
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青山劇場
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円形劇場
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屋上
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授乳室
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私も家族で利用した「こどもの城ホテル」
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by hara-noriko | 2019-12-30 12:06 | 活動日誌 | Comments(0)

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