都議会臨時会終わる
2020年 04月 22日
都議会臨時会が終わりました。補正予算は全会一致で可決されました。
医療崩壊を食い止め命を守るために
あぜ上都議 PCR検査センターの設置推進などを求める
医療崩壊をくい止め、命を守るためにどういう対策をとっていくのかが問われています。質問を検討するなかで、47カ所にPCR検査センターをつくっていくことを打ち出した東京都医師会の尾﨑治夫会長にお願いし、お話をうかがうことができたことは本当にありがたかったです。とても勉強になるとともに、もっと政治の役割の発揮が求められていると痛感しました。
「令和2年第1回臨時会」を選択。4月21日の「令和2年度新型コロナウイルス感染症対策補正予算等特別委員会」をクリックすると見ることができます。共産党・あぜ上美和子都議の質問は3時間28分10秒ころからです。
都議会臨時会 討論の録画
「令和2年第1回臨時会」を選択。4月22日の本会議・臨時会をクリックする見ることができます。共産党・とや英津子都議の討論は28分45秒ごろからです。
感染拡大防止協力金の改善を要求
そして、自粛と保障をセットで行うことも具体的に提案。これを真剣にやることで、確実に感染拡大の防止につながります。今回、休業や時間短縮などの東京都の要請に全面的に協力する中小の事業者に対し、感染拡大防止協力金を実施することは大事な一歩です。ただ、中小企業・個人事業主は都内で42万社ですが、対象となるのは13万社にとどまっています。対象とならない29万社もそれぞれ感染拡大防止に取り組んでいます。複雑な線引きをせず、対象にすべきです。共産党都議団は、使い勝手のよい協力金に改善することを求めています。この間も改善がすすんできています。ぜひ、申請してください。
■感染拡大防止協力金
4月22日~
支給額50万円(2店舗以上の事業者は100万円)
問い合わせ 感染拡大防止協力金相談センター
03(5388)0567
午前9時~午後7時(土日も含め毎日)
ホームページにくわしく載っています。「東京都感染拡大防止協力金」で検索を。
社会を支える人たちに敬意と感謝の決議
負担を軽減し、生命及び健康を守る
議会の最後に、「緊急事態宣言下において社会を支える医療従事者を始めとするエッセンシャルワーカーに対し敬意と感謝の意を表する決議」が全会一致で可決されました。エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)とは、医療従事者、ライフラインや物流などの機能を守る人、保育や障がい者・高齢者福祉などにあたる人々のことを指しています。
決議の最後は、「…敬意と感謝の意を表するとともに、その負担を軽減し、生命及び健康を守るために全力をつくすものである」と結ばれています。前のブログに、福祉従事者についていっさい触れなかった知事発言について書きましたが、都議会としてその方たちの負担を軽減することも含め決議できたことは重要だと思います。
東京都の今回の緊急対策では、福祉現場に十分光があたっていないと強く思っています。しっかりとりくんでいきます。
■新型コロナウイルス感染症対策 この間の共産党都議団の取り組み
by hara-noriko | 2020-04-22 23:31 | 都議会 | Comments(0)