新型コロナ対策 命と暮らしを大事にする都政に   

新型コロナ 都の「ロードマップ」で質疑
都議会総務委員会の特徴は

 都議会総務委員会の質疑は6月4日の1日の予定でしたが、かなり時間がかかることが予測され、2日間になりました。時間がかかる要因は、「新型コロナウイルス感染症を乗り越えるためのロードマップ」です。5日、ロードマップの質疑が行われました。私自身の質問は改めてお知らせしますが、以下、私が感じた全体の特徴をお伝えします。

共産党は米倉春奈都議と原のり子
すべての会派が質問 

 共産党からは米倉春奈都議と私が。都ファ、公明、自民、立憲・民主、ネットの全会派が質問しました。
 緊急事態が解除されたあとに、東京の感染者が増え、感染状況の指標3つ(新規陽性者数・接触歴等不明率・週単位の陽性者増加比)のうち2つが基準をこえる状況になりました。しかし、幅広い業種に営業を認める「ステップ2」に進むという判断をしました。その翌日、感染者が34人となり、ここでアラートを発動。しかし、ステップは変更しない、となっています。そして、今度は、小池知事が「夜の街」対策を強める発言を行なう…という状況のなかでの質疑となりました。

与党会派が指標の見直しを要求
PCR検査を徹底して全体状況を把握してこそ

 質疑をおこなった委員全員が、それぞれの角度でロードマップや都の対応のわかりにくさや問題点をとりあげる事態になりました。
 与党の都民ファーストが、ロードマップと実際の判断が矛盾していることから、都民の信頼を得られないと述べ、ロードマップの指標を緊急に見直すことを求めました。その内容は、新規陽性者数と重症患者数だけで判断すればよいのでは、というもの。総務局長が必要に応じて見直す旨を答弁したので、今後、アラート指標の見直しの検討がなされることになるのではないでしょうか。
 しかし、もっとPCR検査を徹底して実施して、全体の感染状況を把握しなければ正確な判断はできないのではないでしょうか。ネットの山内議員と共産党は、PCR検査の少なさをとりあげました。一方で、現状のなかで感染を抑え込んでいこう、協力しない人や事業者の対策を強めよう、という意見も出されています。

中小業者がギリギリのところにきている
きちんと補償を位置づける必要性が鮮明に

 緊急事態宣言中、なんとかがんばってきた中小事業者が、もうギリギリのところにきている…この問題も何人もとりあげています。やはり、きちんと補償を位置付ける必要がある。このことがより鮮明になっていると思います。

専門家の議論が生かされていない
小池知事の言葉の軽さ

 専門家による審議会の議論が生かされていないことも大問題です。立憲・民主と共産党がとりあげました。
 小池知事の言葉の軽さ、定義のあいまいさもとりあげられました。「夜の街」とひとくくりはいかがかなど…。共産党は、言葉だけでなく、知事が反省もないまま、都民の自己責任論でここまできていることを指摘しています。

科学的な裏付けと補償を明確にしたロードマップを
責任を都民にかぶせる都政をのりこえて

 科学的な裏付けと、都民や事業者への支援・補償を明確にしたロードマップにしなければならないと強く思います。
 そして、同時に今、問われているのは、知事の姿勢です。知事は、所信表明で、「忘れてならないのは、有効な治療薬やワクチンが実用化されない限り、このウイルスの拡大を防ぐ手立ては、私たち自身の強い意思と行動のみ」と述べています。5月1日、緊急事態宣言が延長になったときの記者会見でも、行政としてやってきたことの反省は一言もなく、「長引くのは皆さま一人ひとりの行動の結果」と協力しない人たちのせいで長引いているとくりかえし発言しています。この姿勢が一貫しています。「感染第1号になることを恐れないで」とよびかけた岩手県知事のメッセージとは対照的です。
 自己責任論をのりこえ、都民の命と暮らしを大事にする都政に! つくづく思います。

ツバメのヒナたち
新型コロナ対策 命と暮らしを大事にする都政に_b0190576_23541159.jpg
新型コロナ対策 命と暮らしを大事にする都政に_b0190576_23541638.jpg






by hara-noriko | 2020-06-08 23:54 | 都議会 | Comments(0)

<< 多摩北部医療センターに要請 都知事選 都民が安心して投票で... >>