都民の命と暮らしがかかった都知事選   

宇都宮けんじさんを都知事に
清瀬市でキックオフ集会

 6月14日、東京都清瀬市で、宇都宮けんじさんを都知事に押し上げる「みんなの力で都政を変えよう」キックオフ集会が開かれました。3密にならないように参加者数を定員の半分にして開催。「都政を変えよう清瀬市民の会」として活動していくことを確認しました。昨年4月、市民と野党の共同候補として市長選をたたかった池田いづみさんをはじめ、たくさんの市民が決意をのべました。
 「都立病院の拡充を求める連絡会」の氏家祥夫さんが、(1)新型コロナ感染拡大で都民の生存権のかかった選挙であり、今後の経済・社会に大きく影響をもたらす選挙(2)新自由主義の都政から憲法25条と地方自治の本来の役割を守り豊かにする都政への転換を図る選挙(3)市民と野党の共闘の知事選のたたかいで安倍暴走政治にストップを―と知事選の意義を訴えました。
 無所属のふせ由女市議があいさつ。共産党市議団全員(佐々木あつ子、原田ひろみ、深沢まさ子、山崎美和、香川やすのりの5氏)が参加し、共産党を代表して私がスピーチしました。その内容を紹介します。東京都知事選挙は6月18日告示、7月5日投開票。

共産党を代表して私がスピーチ
立場の違いを超えて力を合わせましょう
 みなさん、こんにちは。共産党都議会議員の原のり子です。いよいよ都知事選ということで、私たち共産党も多くの人たちと立場の違いを超えて、みんなで力を合わせて、宇都宮けんじさんを押し上げようと取り組んでいます。たくさんの方がお集りで、清瀬はすごいなと思っています。

市民の要求が実現する都政にする
 昨年春、清瀬市長選で、池田いづみさんが市民と野党の共同候補として大奮闘されました。そのときからさまざまな分野で運動が広がっています。この運動を都知事選に結びつけて宇都宮さんを押し上げ、市民の要求が実現する都政にする。このことが、今度の都知事選のいちばん大事なことだと思っています。

都議会の傍聴席に宇都宮さんが
 きょうは、私が都議会にいって驚いたことのうち2つを紹介します。1つは、宇都宮さんの姿勢です。
 当選して初めて都議会の本会議場に入って、いよいよ議員の質問が始まるときに、傍聴席を見ました。傍聴席はちょっと高いところにあるのですが、後ろを振り向いたら、何人かの傍聴者のなかに宇都宮さんの姿がありました。宇都宮さんはずっと都議会を傍聴していることは噂には聞いていました。本当にいらしているというので、感動しました。
 幅広い見識をもっている方で、日本弁護士連合会の会長もされてきた方です。正義の弁護士としてその実力は知らない人はいない、といわれるほどの人です。都政がいちばん困難なときに都知事選に名乗りを上げてたたかってこられました。そういう方が、一傍聴者として熱心に耳を傾けていました。

宇都宮さんは信念の人
 私はその姿を見たときに、心から、パフォーマンスばかりの人とは違うなと思いました。地道にコツコツと都政を見続けて分析し、そして今回も立ってくださる。宇都宮さんは信念の人、すごい人だなあと思っています。
 先日、共産党の小池晃書記局長は記者会見で、「私たちが宇都宮さんを応援することは微動だにしません」と表明しました。地道な活動をして都政をいちばんよく知っている宇都宮さん。共産党はみなさんと一緒に手をつないでいきます。

小池知事は自己責任論の人

 もう1つ驚いたことは、小池百合子知事の姿勢です。新型コロナウイルスの感染拡大のなかで、この人は自己責任論の人だということがよくわかりました。
 6月の都議会第2回定例会は、小池知事の任期最後の議会でした。その所信表明演説のなかで、「このウイルス(新型コロナウイルス)を防ぐ手立ては強い意志と行動のみ」といいました。びっくりじゃないですか(「え~っ」の声)。治すワクチンとかが出てくるまでの間は私たちの意志と行動しかないんですよ、といったわけです。東京都がなにをするかではなく、みなさんの責任ですよっていうことを最後の所信表明でいっていたので、本当に驚きました。

東京都の責任は棚に上げて
 緊急事態宣言が延長されるときの記者会見(5月1日)もひどかった。記者から、都知事としてどういうところが至らなかったのか、足りなかったのか、と聞かれました。そうしたら小池知事は、「この結果をだすのはお一人おひとりの行動にかかっています。これが長引くのは、みなさま一人ひとりの行動の結果」「残念ながらご理解いただけない、僕だけはいいや、と思っている人たちがこれだけいらっしゃる。そのことで結局、長引いてしまう」といって、都民に責任をかぶせて都の責任を棚上げしてしまいました。
 この問題で対照的だなあと思ったのは、市民と野党の共同で岩手県知事になった達増拓也(たっそ・たくや)さんの言葉です。岩手は感染者が出ていないということが記者会見で聞かれて、「誰もが感染する可能性がある。感染は悪ではない」「第1号になっても県はその人を責めない。特に丁寧に優しくし、命と健康を守る」と話し、体調の異変を感じたらすぐに相談するようにと、県民のみなさんに呼びかけているんです。

知事が変われば政治も変わる

 一方では「一人ひとりの行動です」という小池知事がいて、一方には、だれにも感染する可能性はあるんだから、ちゃんとお医者さんにかかって治しましょうよ、といえる岩手県知事がいる。知事の姿勢がまったく違うことを感じました。

小池知事の「夜の街」発言
 小池知事は、「東京アラート」を発動し、都庁舎とレインボーブリッジを真っ赤にして、何をやったのかといえば、「夜の街」対策です。「夜の街」「新宿エリア」「歌舞伎町」。こういう言葉をどんどんいって、そこに副知事たちを派遣して、メガホンで自粛キャンペーンをやりました。やったことといえば、これくらい。そのやった内容も、ひどい。
いま歌舞伎町の人たちは、「一括りに夜の街といわれて、本当に苦しい」といっています。ようやく緊急事態宣言が終わって、なんとか立て直していこうとしている矢先に、狙い撃ちをされたわけです。私も都議会総務委員会でこの問題を取り上げましたが、緊急事態宣言解除後に「夜の街」「歌舞伎町」など名指しして自粛を求める法的根拠は、ありません。

パチンコ店名公表で見た怖さ
 小池知事は、緊急事態宣言のときに、パチンコ店の名前を公表しましたよね。パチンコがいいとか悪いとかの問題ではなくて、特定の施設について断定して名前を公表していいのか、がこのときも問われました。これは法律(特措法)に基づいている措置ではありました。これについても総務委員会で質問したんですが、なぜパチンコ店だったのかということを都は説明できないんです。クラスター(感染者の集団)が発生していたわけでもありません。知事の考え一つで「この施設」と思えば断定して名前を公表したり、「そこが危ない」っていったりすることができてしまうとなったら怖いなと思いました。

新型コロナウイルスを抑え込めるのか
 特定のものを狙って言っていく。敵のようなものをつくってコロナを抑え込もうというのが小池知事のやり方で、これではコロナを抑え込むことはできないと思います。徹底してPCR検査をやり、感染の全体状況をつかんで、みなさんが安心して治療が受けられる環境をつくることが急務です。小池知事ではこの危機は乗り越えられないことを改めて感じています。こんどの都知事選では、都民の命と暮らしを守ることが問われています。

中小の事業者にも冷たい小池知事
 中小の事業者のみなさんについても、同じことがいえます。都は協力金というのを出しました。都が休業要請した事業者が要請に応えてくれたら協力金を出しますよ、というものです。これ自身は大事ですが、一方で休業を要請されていないお店でも、本当に苦しいんです。外出を自粛しているのだからお店に来るお客さんは減っている。緊急事態宣言が明けてから、ばたばたとお店を閉じています。東久留米市でも、長くやっていた飲食店が閉じました。緊急事態宣言の間はなんとか持ちこたえてきたけれど、協力金の仕組みが複雑でその対象にもならず、宣言が明けてもお客さんがなかなかこない、もう限界だ、ということでした。

「補償はしない」都政でいいのか
 清瀬・東久留米の共産党市議団からも、商店街のみなさんからも、たくさん声が寄せられています。ようやく家賃補助をどうするか検討されることになりましたが、もともと小池知事は、「補償はしない」という立場です。自粛と補償はセットではなくて、多少の支援はするけれど、補償はしない。この立場では、暮らしは守れないし、経済は立て直せないと思います。

宇都宮さん 弱い人の立場で行動する人
 宇都宮けんじさんは、地道に都政を分析しながら、しかも、いちばん弱い立場に追い込まれてしまっている人たちの立場に立って行動されています。ここにもっとも大きな信頼を寄せることができます。こういう人が都知事になってくれたら、もっともっとみなさんの声が実るのではないかと思います。

パートナーシップ制度の実現も盛り込む

 宇都宮さんの『希望のまち通信』7月号が、いま都民のみなさんに配られています。ここにはたくさんの願いや要求が紹介されています。たとえば「人権が守られる暮らし」という項目のなかに、「同性カップルのパートナーシップ制度の導入」が掲げられています。清瀬市議会でもこの陳情が採択されました。都議会でも超党派でパートナーシップ制度の実現をと私たちも呼びかけています。こんどの都知事選をきっかけに、制度の導入を実現させたいと思っています。

 この都知事選、私もみなさんと一緒に力を尽くす決意です。

宇都宮けんじさんのインタビュー
宇都宮けんじ公式サイト


共産党を代表してスピーチしました
都民の命と暮らしがかかった都知事選_b0190576_02463814.jpg
あいさつする池田いづみさん
都民の命と暮らしがかかった都知事選_b0190576_02465187.jpg
都知事選の意義を語った氏家祥夫さん
都民の命と暮らしがかかった都知事選_b0190576_02465861.jpg
決意を語るふせ由女市議(無所属)
都民の命と暮らしがかかった都知事選_b0190576_02470294.jpg




by hara-noriko | 2020-06-15 02:48 | 選挙 | Comments(0)

<< 3月議会 文書質問とその回答(1) 台風 早めの避難所開設を >>