都知事選 一人ひとりが大事にされる都政へ   

市民と野党が共同で推す宇都宮けんじ候補
私もみなさんと一緒に訴え

 東京都知事選挙(7月5日投票)がおこなわれています。多くの市民と野党が共同して宇都宮けんじ候補を押し上げようと全力をあげています。私も、候補者カーや確認団体カーで宇都宮候補への支持を呼びかけています。
 JR国分寺駅前では、市民のみなさんをはじめ、立憲民主党の末松義規衆院議員、立憲民主・社民党・共産党の国分寺市議のみなさんと一緒にマイクを握りました。
 西武池袋線・清瀬駅前では、「都政を変えよう清瀬市民の会」のみなさん、立憲民主党の宮原りえ清瀬市議、共産党の宮本徹衆院議員と一緒に訴えました。共産党清瀬市議団全員(5人)も参加しました。
 みんなの思いは一つ。一人ひとりが大事にされる、一人ひとりの命が守られる都政にしていくために、多くの人と手をつないでがんばりたいと改めて思いました。私の訴えを紹介します。

【私の訴えから】

都政を変えるとき
変えられるのはだれか

 こんどの都知事選挙は、大チャンスです。小池百合子さんが圧勝するのではないか、といろいろな調査も出されています。でも、いまの東京都政は本当に変えなければいけない、変えられるのはだれか、このことが日に日に明らかになってきていると思います。私も、心を込めて訴えさせていただきます。

傍聴席をみてびっくり
都議会の傍聴席に宇都宮けんじさんが

 私は都議会議員になって3年になります。このなかで大きな驚きがありました。それは宇都宮けんじさんのことです。
 3年前、都議として初めて都議会の本会議場に入ったとき、ふと傍聴席を振り返りました。そうしたら、傍聴者のなかに宇都宮けんじさんの姿がありました。「宇都宮さんはいつもと都議会を傍聴しているよ」という話は聞いてはいましたけれど、本当に来ているんだ、ととてもびっくりしました。
 宇都宮さんはこの間、ずっとねばり強く、都政を見続けてきた。それも1人ではなくて、都民のみなさんと一緒に見続けてきた。そして、都政を分析し続けている。かたや、パフォーマンスばかりの知事。大きな違いだと思いました。

「年越し派遣村」の村長
弱い立場に追い込まれた人の味方

 宇都宮さんといえば、リーマン・ショックで派遣切りが広がったとき、「年越し派遣村」の村長を務め、雇用を失った人たちの命と生活を支える活動を推進しました。正義の弁護士としていつも弱い立場に追い込まれた人たちの立場で取り組んできた人です。日本弁護士連合会の会長もやってきました。そういう方が都民と一緒になって、都議会の傍聴までして、都政を変えなければと6年間、活動を続けています。本当にすごい人だと、改めて頭が下がります。

築地市場守れの運動に宇都宮さんの姿が
「女将さん会」の方も「宇都宮さんを応援する」

 それだけではありません。さまざまな都民の運動のなかで、いつも、宇都宮さんの姿がありました。私は、忘れられないのは、やっぱり、築地市場の豊洲移転問題です。築地市場を守ろうと、ずっとがんばってきた仲卸の業者の方が、選挙が始まってツイッターでこういうふうにいっていました。「築地市場を守ることはできなかったけれども、いつも運動のなかに宇都宮けんじがいた」と。また、築地の「女将(おかみ)さん会」の方も、「私たちは、小池百合子さんにだまされた。今度の選挙で宇都宮さんを応援する」とツイッターや街頭演説で発信しています。

「女将さん会」の質問に1度も答えない小池知事
人の人生を踏みにじるようなことまで言うとは

 「女将さん会」のみなさんは、小池百合子知事に何度も質問状を出しています。でも、それに1度も答えていないのが小池知事です。そればかりか、記者会見で、「女将さん会からたくさん意見をいただいていますが、もうご主人様方は動き出している、準備をしていますから」、こういうふうに小池知事はいったんです。なんて冷たいんだろう。人の人生を踏みにじるようなことを都知事がいっていいのか、と私は思いました。

宇都宮けんじさんを都知事にして
食の安全を守っていきましょう

 みなさん、この市場問題はまだ終わっていません。築地市場の跡地どうするのか、またみなさんの営業どう守るのか、豊洲の安全対策どうするのか、これからが本当に重要なときなんです。このときに、築地問題でも一貫してみなさんの立場で取り組んできた、「女将さん会」や仲卸のみなさんなどと一緒に取り組んできた、あきらめない、絶対に投げ出さない宇都宮けんじさんを都知事にして、私たちの食の安全も守っていく、このことが問われている選挙だと心から訴えたいと思います。

オリンピックのばたばたで出遅れたコロナ対策
急がれたPCR検査は進まず

 この選挙のなかではっきりしてきたのは、自己責任論の立場に立っている小池都知事の姿勢です。小池知事は、これまで、コロナ対策でも完全に出遅れています。当初、PCR検査センターを本当にあちこちにつくって、東京都医師会のみなさんは47カ所につくるといった。私たちも医師会の先生に直接話も聞いてきました。47カ所に検査センターをつくって、十分に検査をしていかなければ、コロナの収束には向かわない、このことを先生方が早くから発信をしていました。ところが、オリンピックをどうするかということで、小池さんばたばたしているうちに、PCR検査の手をなかなか打たなかった。これで完全に出遅れてしまった。

PCR検査センター設置で多摩格差
都の出遅れが大きな原因

 さらに、このPCR検査センター、この問題でも多摩格差があるというのをみなさんに知っていただきたいと思います。いますでに、23区ではほぼすべてでPCRセンター設置をされました。ところが、多摩地域には12市町しかできていない。清瀬も本当に苦労している。こういう状況です。もともとは、国の補助制度が、保健所があるところを対象にしているというのが基本なので、清瀬のように保健所がなくなっているところは、その補助が使えないのではないかということで、本当に自治体も苦労してきているんです。この問題でも東京都が、もっと早くに東京都の補助を出すということを決めなければいけなかったのに、これも完全に出遅れてしまっている。そのために多摩格差が出ているんです。

「多摩格差ゼロ」を公約した小池知事
保健所を減らしてきたことも容認

 みなさん、小池百合子都知事の公約覚えていますか。「多摩格差ゼロ」ですよ。「多摩格差ゼロ」といいながら、さらにこのコロナの問題で格差をつくってしまっている。これが実態です。さらに重大なのは、保健所が足りないこと。保健所を設置しているところに補助が出る仕組みなのに、保健所が足りないことが大問題になっています。何度も電話をしても保健所につながらない、こういう問題も起きました。保健所を増やさなければいけないということで、私たちも都議会で取り組んでいますが、小池百合子さんは、多摩地域31カ所もあった保健所と保健相談所、これがいまわずか7カ所になっている、この問題についてただしても、いままでの統廃合を容認しています。機能強化が図れているんだというふうに小池さんは答弁したしました。

コロナ対策の先頭に立つ都立病院と公社病院
小池知事 独法化で都の責任から手を引くのか

 さらに、多摩北部医療センターを含めて、都立病院や公社病院がコロナ対策の先頭に立っているのに、小池知事は独立行政法人にして東京都が直接責任をもっているところから手を引こうとしています。コロナの対策の真っ最中に、こうした方針を出しています。みなさん、私たちの命と暮らしを守っていくためには、もうここで本当に都知事を変えなければいけません。

小池知事―自己責任でコロナから自衛を
宇都宮けんじさん―医療を充実させ、生活補償も強化

 自己責任でみなさん一人ひとりの責任で自衛をしてください、自粛じゃなくて自衛をしてくださいと、コロナの問題でもいっている。こういう知事を変えなければいけません。
 宇都宮けんじさんは、医療体制を充実させ、補償の徹底でコロナ対策を抜本的に強化する、と訴えています。PCR検査体制の強化、病院・保健所・医療従事者への財政支援強化、命をつなぐ生活補償の強化などです。
 私たちは、市民のみなさんと、そして野党のみなさんと本当に力を合わせて、今度の選挙で宇都宮けんじさんを押し上げて、あたたかい都政を実現していく。そして、必要なことはちゃんと国にものがいえる。そういう都知事を誕生させるために全力を尽くしたいと思います。みなさんご一緒に、最後まで、宇都宮けんじさんの人となりや政策を広げていきましょう。

確認団体カーを使って宇都宮候補への支持を呼びかけ(清瀬駅前)
「都政を変えよう清瀬市民の会」のみなさんや政党の代表
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立憲民主党の宮原りえ清瀬市議(前列右)と一緒に
共産党の宮本徹衆院議員や私も訴え
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候補者カーから宇都宮候補への支持を呼びかけ(国分寺駅前)
市民とともに立憲民主党、社民党、共産党の代表が訴え
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立憲民主党の末松義規衆院議員(前列左)と一緒に
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by hara-noriko | 2020-06-22 23:18 | 選挙 | Comments(0)

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