小池都知事のコロナ対策はブラックボックス
2020年 07月 03日
担当部に確認すると、知事の発言はまちがい
コロナの状況は本当に深刻になっています。小池都知事は、今日(7月3日)も記者会見を行いました。このなかで、モニタリング会議(都の局長などで構成)を「公開」だと発言しました。専門家チームによる会議も、それを受けてのモニタリング会議も非公開と聞いていましたが、まずいと思って修正したのかな、と思いました。念のため担当部に聞いたら、知事の発言が間違いとのこと。やはり非公開でした。
明確な基準もない中で
どうやって判断するのか
新たなモニタリング指標は自粛や休業要請などの目安の数値基準をなくし、専門家チームの毎日の分析を週1回シートにまとめてもらい、それを局長などで構成し専門家は入らないモニタリング会議で検討。そこで、都民への働きかけや、具体的なとりくみが話し合われます。その会議で必要とされれば、審議会(公開)にかけることになりますが、明確な基準もない中で、どうやって判断するのか?
「情報公開は1丁目1番地」はどこへ
都知事選投票日の直前に「非公開」を「公開」と発言
モニタリング会議でどういう議論と判断がされるのかが非常に重要です。が、非公開。知事の「情報公開は1丁目1番地」はどこに行ってしまったのでしょう。しかも、投票日直前のこの段階で、真逆の発言を行うとは。知事がどのように発言を訂正するのか、見ていきます。とにかく、こんなブラックボックスのような状態でコロナ対策をすすめるのは問題です。
コロナ感染の全体を把握しないまま
あいかわらず「夜の街」を強調
そして、今日の会見でも「夜の街」…新宿エリア、池袋エリア…を強調。売り上げが落ちてしまう事業者に対してどうするのかもない。そして、本日の新規感染者124名のなかで、新宿50人、池袋7人、20代・30代が7割と報告。記者から、エリアや年齢だけでない感染の特徴を問われた知事は、あとのことはこれから時間とともにあがってくるでしょう、と。つまり、全体を把握していないのです。
小池都知事は対策をもっていない
宇都宮けんじさんで迅速・確実なコロナ対策を
とにかく知事は、対策をもっていないということがますます明らかになった会見でした。検査の対象もひろげ、積極的に検査ができるようにする。とくに、福祉関係や学校関係で感染が出ているケースは、濃厚接触者に限らず、徹底して検査をおこない対策をとる。生活や営業の補償をすすめる。必要なことは国に積極的にはたらきかける。…今度の都知事選が本当に重要です。都知事候補の宇都宮けんじさんで迅速・確実なコロナ対策に転換しましょう!
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by hara-noriko | 2020-07-03 22:02 | 選挙 | Comments(0)