ジェンダー平等へ大事な都知事選   

パートナーシップ制度に消極的な小池知事
実現へ積極的な宇都宮けんじ候補

 今回の東京都知事選挙は、ジェンダー平等の東京を実現する上でとても大事な機会になりました。小池知事は、人権尊重条例の具体化には消極的だということが鮮明になったと思います。ネットの討論会で、パートナーシップ制度を都として実施するとはいいませんでした。一方、宇都宮けんじ候補は、東京都全体でパートナーシップ制度をつくれば都内どこでも有効になる、というメリットを強調されました。本当にそうです。
 今まで議会で議論してきても、パートナーシップ制度に都は前向きではありませんでした。本来、人権尊重条例の、誰もが性自認、性的指向による差別を受けない、してはならないという位置づけからすれば、まさにパートナーシップ制度は条例の具体化なのに。

少子化対策に結婚支援プロジェクト?
多様な生き方を大事にするなら…

 知事は、少子化対策に結婚支援プロジェクトを位置づけています。子どもを産んでもらう支援なのか? 見直すべきだ、結婚支援というなら社会の障壁により結婚したくても叶わない人たちを応援すべきだ、と私は質問しました。愛する人が同性というだけで、結婚が認められない…。多様な生き方を大事にするなら、一日も早くパートナーシップ制度を実現すべきです。

人権尊重条例の具体化を真剣にすすめる人
ぜひ、宇都宮けんじ候補を応援してください

 都の職員の方からも、約1年前に、異性のカップルと同様の待遇にしてほしいと措置要求が出されていますが、それもその後動きがないままです。
 人権尊重条例の具体化を真剣に進める人に知事になってほしいと切に思います。
 多様な生き方を認め合う東京へ前進するため、宇都宮さんを応援してください。そして、4人の補選の候補を応援してください。私たち一人ひとりの一票で政治を変えましょう!

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最後まで政策を訴えぬいた宇都宮けんじ都知事候補
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4つの選挙区でおこなわれている都議補欠選挙
4人の都議候補はいずれも市民と野党が共同で推しています
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by hara-noriko | 2020-07-04 23:40 | 選挙 | Comments(0)

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