東京20区の市議・都議が政府要請   

1日がかりで7省庁に要請
宮本徹衆院議員が企画・調整

 7月28日、東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)関係の共産党市議と尾崎あや子都議と私で、国への要請行動を行いました。宮本徹衆院議員のコーディネートで、厚労省・経産省・中小企業庁・総務省・国交省・内閣府・文科省にかかわる事項を1日がかりで要請しました。対応いただいた職員のみなさんに感謝したいと思います。(東大和市議は、臨時会のため欠席。)

保健所増設、PCR検査の抜本的拡充…
大事なやりとりがたくさん

 保健所増設、PCR検査の抜本的拡充、国民健康保険税、介護保険、障がい福祉、後期高齢者医療保険、子育て支援、低所得者支援、最低賃金引上げ、持続化給付金、家賃支援給付金、公共施設等更新に伴う財源措置、公共交通、ホームドア、公共住宅と家賃補助、防災対策、教育…。大事なやりとりがたくさんありました。
 ★国保の傷病手当、家賃支援給付金については、尾崎あや子都議のブログをぜひご覧ください。
 国の家賃支援給付金はフリーランス、今年の新規開業者も対象に!
 国民健康保険の子どもの均等割りは廃止してほしい!国保に自営業者、フリーランスの傷病手当を!

保育士・学童保育支援員・相談業務従事者
「慰労金の対象にすべきだ」と要求

 私は、国の補正予算で、福祉従事者への慰労金が出されることになり、介護や障がい福祉従事者が対象になったことはよかったが、保育士・学童保育支援員・相談業務に従事する方…などが対象外になっていることについて聞きました。
 子どもは、高齢者や障害者に比べて重症化のリスクが高くないことを理由に挙げられていましたが、実際にはクラスターも発生している。障害児もいる。また、学童などは、学校休業時には朝からの長時間開所をして子どもと家族を支えました。どれだけ神経を使って保育にあたっているのか…。感染が広がる中でも常に仕事の継続を求められる、エッセンシャルワーカーの子どもたちを受け止めているのも保育園や学童です。また、命にかかわる相談業務は止めるわけにいきません。…これからでも慰労金の対象にすべきと求めました。

不登校の子どもたちへの支援
保健室への支援強化

 コロナ禍のなかでの子どもたちの心のケアのため、スクールカウンセラーを追加配置する、との話がありました。そこで、不登校の子どもたちへの支援や保健室への支援強化などは考えられているか聞きました。残念ながら、応えられる担当者がいなかったため、答えはありませんでした。
 また、コロナに乗じてマイナンバーと預金口座を紐づけする検討がされている問題についても、要望項目との関連で聞いてみましたが、こちらも担当者はいませんでした。改めて、要請していきます。

介護報酬の地域区分
格差是正の方向で検討されている

 毎年要望するなかで、変化が見られた問題もあります。
 東久留米市では、介護報酬の地域区分が隣接する市と比べて低いことがずっと課題になっています。このことにより、介護施設の職員募集や安定的な施設運営に苦労が伴っています。今回、やりとりのなかで、周りの市との格差を是正していく方向での検討が進められていることがわかりました。
 しかし、都県境の武蔵村山市は、対象にならない可能性が高いこともわかり、市議から強く改善が求められました。

市議1期目の人たちの発言に感動
市民の声に学びながら

 今回の要請で、市議のみなさんが、コロナ禍のもとでの切実な市民の声をよくつかんでいることに本当にすごいな、と勉強になりました。そして、市議1期目の人たちが、のびのびと(本人は緊張しているかもしれませんが)発言する様子に、感動してしまいました。やっぱり、主人公は市民。そして議員は市民の声に学び、一緒にとりくみ、議会で代弁し、要求実現や問題解決をすすめていく…。この基本を大事にすることで、市議1期目の人たちが、わずか1年少しでこれだけの発言ができるんだ…しかも一人ひとり個性もあって素敵です。私も、頑張ろうと思いました。

政府に要請書を手渡す参加者
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私も発言
左手前が宮本徹衆院議員
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by hara-noriko | 2020-07-29 23:17 | 国政 | Comments(0)

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