コロナ対策 早期に総務委員会で報告・質疑を   

都議会総務委員会の開催を申し入れ
3会派の議員が委員長に

 8月27日、都議会総務委員会の開催を求め、早坂義弘委員長に申し入れを行いました。立憲民主・民主クラブ(宮瀬英治議員)、生活者ネット(山内玲子議員)、共産党(米倉春奈議員、私)の連名です。宮瀬英治議員と米倉春奈議員と私で委員長に手渡しし、議会局にもお届けしました。

コロナ対策 専決で条例改正、感染防止徹底宣言ステッカー
総務委員会にかかわる動きが起きている

 臨時会終了後ちょうど1カ月。新型コロナウイルスの感染が広がるなか、議会は開かれていません。知事は毎日のようにテレビに出ていますが、議会は開かず、専決でコロナ対策条例を改正したり、「感染防止徹底宣言ステッカー」の張ってあるお店の巡回を行うなど、総務委員会にかかわる動きだけでも、さまざまなことが起きています。

早期にコロナ対策の報告と質疑を
都民の前で議会が行政をチェック

 こうしたことについて、きちんと議会に報告し、議論できるようにすべきですが、次の委員会質疑は10月に入ってから。そうなれば、さらにこの先1カ月間以上、都民の前で議会が行政をチェックするということが何も行われないということになってしまいます。しかも、10月の委員会質疑の場で、この間のコロナ対策についての報告が行われるのかもまだわかりません。
 そのため、早期に、コロナ対策についての報告と質疑をおこなう総務委員会を開くことを求めて、申し入れを行うことにしたのです。
 総務委員会の構成は、都民ファースト(6人)、自民(3人)、公明(2人)、共産(2人)、立憲・民主(1人)、生活者ネット(1人)。今回提出にあたっては、すべての会派のみなさんによびかけました。このあとどうなるか、また報告します。

【総務委員会開催を求める申し入れ】
2020年8月27日
日本共産党東京都議会議員団
都議会立憲民主党・民主クラブ
都議会生活者ネットワーク


 7月27日に臨時会が閉会して、1ヶ月が経過しました。この間も新型コロナウイルスの感染が広がっています。
 この間、新型コロナウイルス感染症対策条例の改正が専決処分により実施されています。そして、「感染防止徹底宣言ステッカー」掲示の店舗で感染があったことについての対応や、都の職員による繁華街の巡回なども行われています。その他、総務委員会にかかわる新たな動きが多くあり、これらについて行政より報告を受け、議会のチェック機能を果たす責任があると考えます。
 現時点では、総務委員会の質疑は10月です。そこまで委員会で質疑もしないというわけにはいかないと考えます。
 よって、私たちは、以下の点を委員長に要望いたします。
 一、この間の新型コロナウイルス感染症対策について総務局、政策企画局から報告を受け、質疑を行える委員会を早急に開催してください。
 二、以上のことを協議する理事会を早急に開催してください。

議会局の担当者(右)に申し入れ文を手渡す
(左から)米倉春奈、宮瀬英治、原のり子の3都議
コロナ対策 早期に総務委員会で報告・質疑を_b0190576_04212342.jpg






by hara-noriko | 2020-08-28 04:24 | 都議会 | Comments(0)

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