要求と運動を交流 東京・東久留米市
2020年 09月 13日
9月12日、東京・東久留米市で、「要求と運動を交流する『市民のつどい』」が行われ、参加しました。「新しい市政をつくる会」が主催。コロナ対策のため、人数制限をしての開催。予定された席は全部埋まっていました。
12の分野から発言が
12分野の活動団体・個人からの発言がありました。内容としては、環境・都市計画道路問題、携帯基地局建設問題、教育問題、学童保育、図書館、上の原の開発問題、コミュニティバス、保育、行政のあり方、平和、原発、医療と健康など。改めて、市民の運動がねばりづよくさまざまな分野で積み重ねられていることがよくわかり、とても勉強になりました。
市民の共通した思いとは
今の並木市政の問題点は、市民の声を聞くという姿勢がないこと…市民の声を聞くあたりまえの市政に変えたい…それが共通の思いであることを確認しあう内容でした。国政も都政も同じだ、と改めて実感しました。同時に、そういうなかでも、住民の知恵と努力でおしかえしているものや改善させているものもあり、運動発展のヒントを学びあうことができました。
共産党から永田まさ子市議が報告
市議会議員からの参加は、共産党の永田まさ子市議。開会中の市議会の状況を報告し、市民の運動に学び、市政を変えるために力を尽くしたい旨の発言。
私も発言 都政の場から取り組む
私は、おおむね以下のような感想を述べました。
どの分野でもねばりづよい運動が続けられていることに敬意。たくさんのことを学べた。多くの分野で東京都もかかわっている。改めて、今日うかがったことについて、都政の場からもっとできることをよく整理してしっかり取り組みたい。
都民の声と運動が都政動かす
東京都が出した今度の補正予算案で、都民の声と運動により、障害児者や子どもの親や、在宅で高齢者を介護している人がコロナに感染した場合、障害児者・子ども・高齢者を受け入れる対策を区市町村がとれば都から補助する、ということになった。大事な前進。ただ、これも区市町村が手をあげれば支援する、となっており、区市町村の意識の高さや財政格差により対応がばらばらになりかねない。多くの事業や施策が、「区市町村がやれば支援」というものが多い。区市町村にまかせるだけでなく、都として率先して実施することも必要だと提案している。
超党派の取り組みが重要に
また、とりわけコロナをどうのりこえていくかという点では、超党派の取り組みが重要。都議会でも、市議会でも一致点での共同を追求し、市民のみなさんと力をあわせて、民主的なあたりまえの市政に変えていくことが求められていると思う。力を尽くしたい。 課題がたくさんある一方、この間、市民のみなさんの運動と結んで、都政が動いた問題もたくさんあります。そうしたことも、みなさんにもっと報告をして、運動に生かしてもらえるようにしなければいけない…とつくづく感じました。
*新しい市政をつくる会…住民自治の理念に基づき、市民本位の市政の実現をめざして、調査研究と活動を行う。


by hara-noriko | 2020-09-13 10:42 | 活動日誌 | Comments(2)
新しい市政をつくる会については、名前を聞いたことがありましたが、昨日とあるカフェで会のチラシを見て、あらためて興味を持ちました。この市民のつどいのようなイベントがまたあれば、ぜひ参加してみたいと思っています。東久留米の市政に限っても、改善したいことがまだまだたくさんありますが、粘り強く取り組み続けていくのが大切ですね。ではお体を大切にして、お仕事がんばってください。これからもよろしくお願いいたします。
