決算特別委質疑(10)特別支援学校の建て替えについて   

 都議会決算特別委員会第2分科会での質問を紹介しています。教育庁への質問は、▽不登校について▽発達障害教育について(自閉症・情緒障害の固定学級、特別支援教室)▽特別支援学校の建て替えについて。どうしてもとりあげたかったテーマです。決算特別委員会質問の最終回は、特別支援学校の建て替えについてです。

清瀬・東久留米地域
特別支援学校の新設や建て替えが進行中

清瀬・東久留米地域では、特別支援学校の新設や建て替えが進行中です。以前、病弱児などのための学校だった久留米特別支援学校は、光明特別支援学校に移転し、その場所に、来年4月から東久留米特別支援学校として、知的障害の方の高等部が設置されます。そこへ、清瀬特別支援学校の高等部が移ります。そのため、清瀬特別支援学校は、小学部、中学部の学校になります。そして、建て替えを行います(高等部の校舎は、小学部と中学部にそのまま移行します)。その間、子どもたちは、中里の都営住宅の都有地の仮校舎で過ごすことになります。仮校舎であっても、十分な配慮をすべきと求めました。そして、国において、ようやく特別支援学校の設置基準の検討が始まったことに対し、都としても前向きに進めるよう意見を述べるべきと求めました。

仮校舎の整備でどのような配慮がされてきたか
保護者の意見も聞いて設計に盛り込めるようにしてほしい


 原のり子 最後に、特別支援学校について1点だけうかがいます。
 資料も提出していただきました。特別支援学校の校舎を建て替える際、仮校舎を建設して、そこで子どもたちが過ごすケースがあります。その場合にも、できる限り教育環境を後退させないことが大事だと考えています。これまで、仮校舎の整備に当たり、どのような配慮がされてきたかうかがいます。

 東京都教育庁特別支援教育推進担当部長 特別支援判交の改築等に伴い、仮設校舎を設置するに当たりましては、必要な教育活動を行うことができるよう、施設整備において工夫を図っております。児童生徒が集会や運動の場所として共用できるプレイルームの設置、空きスペースを有効活用した体育的活動ができる場所の整備など、さまざまな工夫を行っております。さらに、近隣の体育施設などを借用し、運動場所を確保するなど、適切な教育環境の確保に努めております

 原のり子 仮校舎といっても、子どもたちにとっては、その期間は一度きりのかけがえのない時間です。とりわけ障害のある子どもたちの発達保障を考えれば、間に合わせというわけにはいかないと思います。いま、さまざまな工夫をして、これまでもやってきているというご答弁がありましたが、ぜひ保護者の意見も聞いて、設計に盛り込めるようにしていただきたいというふうに思います。

清瀬特別支援学校の建て替えなど
保護者への説明を十分に


 原のり子 私の活動している地域では、清瀬特別支援学校が建て替えになるということで資料にも出されていますが、先日学校を訪問しましたが、まず、高等部が東久留米特別支援学校に移るので、その分スペースも広くなるわけです。教室を半分で使っているところの改善や、子どもたちがクールダウンできる部屋の確保など、大きな改善になるのではないかと思いました。この清瀬特支(清瀬特別支援学校)に限らず、建て替えについては、保護者への説明を十分に行ってすすめていただきたいと思います。今後とも、他の学校についても、必要な改修、改築が順次すすむよう要望しておきたい。

特別支援学校の教室 国が設置基準を議論
教育環境改善のために役立つ基準になるように


 原のり子 また、現在、特別支援学校の教室不足が深刻ななか、国においてようやく設置基準の議論がすすめられていますが、子どもたちの教育環境改善のために役立つ基準になるように、東京都からも必要な意見は上げていただきたいということをあわせて要望して、質問を終わります。

清瀬特別支援学校を視察しました
(右から)香川やすのり、佐々木あつ子の両清瀬市議、
原のり子、浅見みどり東村山市議、宮本徹衆院議員
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by hara-noriko | 2020-11-10 22:07 | 都議会 | Comments(0)

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