文書質問から(4)通学路の安全対策   

 3年前の2017年7月に都議になってから、私は都議会定例会が開かれるごとに文書質問をしてきました。文書質問は、本会議で質問に立たないときに提出できます。どんな質問をし、都がどのように回答したか。順次紹介しています。第4回は「通学路の安全対策について」(2018年第2回都議会定例会文書質問)です。

私のコメント
 都道と市道が交差する場所の安全対策は、あちこちで課題になっています。まさにこういう場所こそ、市政と都政の連携での解決が求められています。北村りゅうた・東久留米市議がとりあげた通学路の安全対策を、現地調査もして、文書質問で求めました。まだ、十分な対策がとられたとはいえず、引き続きの課題ですが、市議会でも他会派の議員もとりあげるなどの動きが生まれています。北村市議によると、住宅が建って道路の見通しが悪くなってしまったという新たな課題が生まれています。改善へさらにとりくんでいきます。

質問事項
 通学路の安全対策について


 東久留米市金山町の市道1062号線と都道24号線(練馬所沢線)が交差する、第6小学校の通学路部分についての改善を求め、質問します。
 この場所はかねてから、車と歩行者が接触するなどの事故がくりかえされており、いつか大きな事故が起こりかねないと住民から大変心配されています。2018年の東久留米市議会第一回定例会でもこのことが質問されています。都道側にも、カラー舗装を行なう、注意喚起の看板等をわかりやすく表示する、などの要望が出されています。市からも要望していくとの答弁がありましたが、通学路であることから、東京都として早急に以下の点について対応を求めます。

東久留米市 第6小学校前の通学路
都道側にも看板設置やカラー舗装を


【質問】
 子どもたちの通学路だということがわかるように都道側にも看板設置や、カラー舗装などをおこなってください。

【回答】
 都は、通学路において学童の安全を確保するため、カラー舗装等による歩行者部分の明示や、防護柵の設置による歩車道の分離、注意を促すための看板の設置などに取り組んでいます。
 東久留米市金山町の市道1062号線と都道24号線が交差する交差点については、これまでも、市や交通管理者などと調整し、注意喚起の看板設置など、安全対策に取り組んでいます。今後も引き続き関係機関と協議しながら、安全性の確保に努めていきます。

【掲載されている議事録】
平成三十年東京都議会会議録第十一号
平成三十年九月十九日(水曜日)

初冬の雑木林
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by hara-noriko | 2020-12-04 21:25 | 都議会 | Comments(0)

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