都議会総務委員会の質疑から
2020年 12月 14日
地域防災計画の修正素案について
大事な点を確認できました
12月11日の質疑では、地域防災計画の修正素案についてとりくみました。この中で確認できた点は…。
★水害対応タイムラインを自治体として作成する大事さをくりかえし訴えてきましたが、位置づけが強められ、明確にされました。
★台風などは予測できるのだから、空振りを恐れず、要配慮者(高齢者、障害者、乳幼児、妊婦など)を事前避難できるよう求めてきましたが、計画の記述も具体的になり、明確になりました。
★もともと、風水害のときの避難所・福祉避難所は十分とはいえない。地震などのときには避難所になっていても、川のそばなどであれば水害時は指定できない。さらに、感染が広がるなかで災害も起きた場合は、より深刻になる。…東京都としても避難先確保へのとりくみを強化することが明らかになりました。
★原子力災害編については、都内に原子力施設はないが、一番近い施設は川崎市の施設。そこに対し、国は、「原子力災害対策重点区域」の設定をしないことになりました。しかし、都としては、事故の時の協議や立ち入り検査などの対応は変更がないことがわかりました。
★原子力災害編の目的には、福島原発の事故により220キロメートル離れた東京でもさまざまな影響を受けたことについて触れられている。原発事故は決して終わっている問題ではなく、福島の避難者への支援を後退させないこと、都民の心配に日常から応えていくことを求めた。そして、原発ゼロこそすすめないといけないと訴えました。
米倉春奈都議の質問は
ブログをぜひご覧ください
★都知事が突然打ち出したデジタル局(仮称)設置は、あまりに拙速な進め方であることが、質問で明らかに。
★犯罪被害者支援計画のなかの性被害の位置づけについて、痴漢の問題から指摘した質問は、さすがでした! 米倉さんのブログをぜひご覧ください!
by hara-noriko | 2020-12-14 22:47 | 都議会 | Comments(0)