都立・公社病院は命のとりで   

 清瀬市と東久留米市でおこなっている「まちかどスピーチ」。今回は、「都立・公社病院は命のとりで」という訴えを紹介します。

都立・公社病院をめぐって新たな動き
多摩北部医療センターに産科の設置を


 小池知事は、都立・公社病院を独立行政法人にして、都の直接の仕事から手を離してしまおうとしています。でも、いまコロナ対策の先頭に立っているのが都立と公社の病院です。清瀬・東久留米の地域では、公社の多摩北部医療センター(東村山市青葉町)があります。
 多摩北部医療センターは、都立清瀬小児病院が廃止された後の受け皿にもなっている、かけがえのない病院です。いま、改築の時期を迎えていまして、清瀬や東村山ではなくなってしまったお産ができる病院の役割も担ってほしい、分娩ができる産科を設けてほしい、という声も切実です。(注:現在、婦人科はあります)
 多摩北部医療センターになる前は、都立の多摩老人医療センターでした。高齢者医療をもっと充実させてほしい、という声もたくさんあります。

都は補助金を減らす独法化を計画
あってはならないこと


 この声に応えることこそ、東京都の役割です。それなのに、都は補助金をもっと減らしたいと思って独立行政法人化を計画しています。独立採算性がより強化され、感染症・小児科・障害者医療など不採算の医療が切り捨てられる危険があります。これは、本当にあってはならないことだと思っています。

コロナに感染した障害者の方
「都立・公社病院で受け止める」 都が約束


 都民のみなさんの声が都を動かしました。障害者のみなさんのなかでコロナに感染した方は都立・公社病院できちんと受け止める、と東京都は約束しました。都立・公社病院は命のとりであることが、コロナ禍のなかではっきりしてきました。みなさんと一緒に運動していけば、独立行政法人化をくい止めることができると確信しています。こういう仕事をひきつづき私、原のり子にやらせてください。

多摩地域の共産党都議は4人 予定候補は6人
多摩格差解消へひきつづき取り組みます


 いま日本共産党都議団は18人です。このうち多摩地域から選出されている都議は4人います。八王子市の清水ひで子さん(今期で勇退)、町田市の池川友一さん、北多摩1区(東村山・東大和・武蔵村山の3市)の尾崎あや子さん、そして北多摩4区(清瀬・東久留米の2市)の私です。
 来年夏の都議選には6人の予定候補が決まっています。池川、尾崎、原の3人に加え、日野市の清水とし子さん、八王子市のアオヤギ有希子さん、北多摩3区(調布市・狛江市)の田中とも子さんです。
 多摩格差を解消して、多摩地域のみなさんの声が通る都政にしたいと取り組んできました。東京都が多摩の支援のために出している市町村総合交付金は、年間500億円だったものが580億円にまで増えてきました。多摩の議員としてひきつづき仕事をさせていただきたいと思っています。

清瀬駅前で訴え
左は、原田ひろみ清瀬市議
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後援会のみなさんと一緒に
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多摩地域の予定候補6人
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(右から)
尾崎あや子(北多摩1区=東村山市、東大和市、武蔵村山市=都議2期目)
清水とし子(日野市・前日野市議5期、新人)
アオヤギ有希子(八王子市・八王子市議3期目、新人)
 =清水ひで子都議からのバトンタッチ=
原のり子(北多摩4区=清瀬市、東久留米市=都議1期目)
田中とも子(北多摩3区=調布市、狛江市=前狛江市議4期・元都議1期)
池川友一(町田市・都議1期目)




by hara-noriko | 2020-12-28 22:27 | 都政報告 | Comments(0)

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