森喜朗会長は辞めてもらうしかありません   

 2月6日、日本共産党の宮本徹衆院議員、東久留米市議団のみなさんと一緒に東京・東久留米市内を宣伝カーでまわり、国政・都政の報告をしました。きょう、私がいちばん訴えたかったことは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)の森喜朗会長がおこなったとんでもない発言についてです。その部分のスピーチを紹介します。

森喜朗会長がとんでもない発言
2つの問題


 きょう、どうしても訴えたいと思っているのは、あの森喜朗会長の発言です。2月3日に開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会などで、とんでもない発言をしました。いろいろありますけれど、私は大きくいって2つのことを大問題だと思っています。

女性が多いと時間がかかる
女性蔑視、オリンピック憲章に違反

 1つは、女性蔑視発言です。
日本オリンピック委員会の臨時評議員会でとびだしました。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」とか、「(女性を増やす場合は)時間も規制しないとなかなか終わらない」とか、そんなことをいいました。大変な女性蔑視発言です。同時に、民主主義をまったくわかっていない。いろんな意見を聞きながら話し合いを積み重ねることこそ大事なのに、それを否定する。びっくりする発言でした。
 さらに、オリンピック憲章にも違反します。オリンピック憲章では、「オリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会的な出身、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない」ときちんと決まっています。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の長がオリンピック憲章に違反するという、とんでもない事態です。

国も都も「あってはならない」「不適切」と
しかし、辞職は促さない


 森氏の発言について政治はどう扱うのかが問われています。国会で菅首相は、「あってはならない発言」といいながらも、辞職を促すことはまったくしない。東京都はどうでしょうか。東京都はオリンピック・パラリンピックの開催都市ですから、こういう問題についてもきちんと対応していくことが求められます。5日に都議会「オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会」がありましたけれども、ここで担当局長が「不適切な発言」とはいいましたが、それ以上は求めない。日本共産党が質問したときに、そういう状況でした。

世界中から「森会長の発言はおかしい」
ここに希望がある

 いま世界中で「森会長の発言はおかしい」という声がわきおこっています。国や東京都のトップの人たちは、いまいったような情けない対応をしていますが、社会を見れば多くのみなさんが、「森さんはあおかしい」「辞めるべきだ」という声をあげています。私は、ここに希望があると思っています。4日の記者会見で森さんは「発言を撤回しお詫びする」とはいいましたけれど、会見を見ていれば明らかなように、まったく反省していません。森さんの発言や姿勢を許してはいけないと思います。

森会長のもう1つの発言
コロナがどうなろうとオリンピックはやる


 森さんの発言でもう1つ許しがたいと思っていることは、「「新型コロナウイルスがどうであろうと、必ずやる」と発言している点です。2月2日、自民党本部でおこなわれた会合で発言しました。
 アスリートや国民のみなさんの命を守ることを考えたときに、本当に問題のある発言ではないでしょうか。いま、緊急事態宣言を3月7日まで延長しなければいけない事態です。ワクチンにしても今後どうなっていくか見えていません。感染者が減っているかのように見えるけれども、亡くなる方が増えていたり検査がされていなかったり、変異種が出てきたりする状況のときに、何があってもオリンピックはやるんだという発言を会長がする。これは重大な問題ではないでしょうか。非科学的でもあるし、命を守ることを考えていないことが明らかです。

共産党 夏のオリンピック中止を提案
コロナ収束に集中するとき


 オリンピックは、参加したいと思う国が集まることができる平和の祭典です。命を守ることすら難しいという状況のなかで、オリンピックを開催しても大丈夫なのか。そうしたことをきちんと検討することが必要なのに、コロナがどうであろうと「必ずやる」などというのは無責任極まりないと思います。
 5日に開かれた都議会「オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会」で、日本共産党以外の会派からは、残念ながら「見直すべきだ」「延期したらどうか」などの発言は一言もありませんでした。私たち共産党は、オリンピックはとても意義があるからこそ、今年の夏の五輪開催は中止し、日本と世界のあらゆる力をコロナ収束に集中するべきだ、といっています。

著名な方々が声をあげています
森会長は辞めてもらうしかありません


 いま著名な方々が声をあげています。タレントの田村淳さんが、聖火ランナーを辞退されました。その理由として、コロナの状況がどうであろうと何があってもオリンピックはやる、といった森会長の発言を指摘しています。田村さんは、オリンピックはやってほしいと思っているけれど、いまの状況では難しいでしょう、と発言されています。大変まっとうなご意見だと思いました。こういう意見がたくさん出ているなかで、この時期にオリンピックを開くことは適切ではありません。ちゃんと検討すべきです。それなのに森会長は前のめりになっている。こういう会長は辞めてもらうしかありません。

共産党都議団が改めて都に申し入れ
命と暮らしを守る東京都政へ引き続き努力


 命を守る。コロナ危機を力を合わせて乗り越える。そのことに力を集中すべきだと思います。共産党都議団は5日、改めてコロナ対策について東京都に要望しました。「緊急事態宣言の延長の下で新型コロナ対策の抜本的強化を求める緊急申し入れ」です。最大で1日6万8000の検査能力を活かし、無症状者を含めた幅広い検査を行う戦略を早急に明確にし、具体化することなどを求めています。
 命と暮らしを守る東京都政にするために、宮本徹衆院議員、共産党東久留米市議団・清瀬市議団のみなさんと連携して、引き続きがんばります。

宮本徹衆院議員、東久留米市議団と一緒に訴えました
(左から)北村りゅうた市議、原のり子、宮本徹衆院議員、
永田まさ子市議、村山順次郎市議、かもしだ芳美市議
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国政報告をする宮本徹衆院議員
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私は森喜朗会長の女性蔑視発言を取り上げました
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by hara-noriko | 2021-02-06 23:28 | 活動日誌 | Comments(0)

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