都議会開会日行動に参加して   

都議会第1回定例会始める
都民要求実現全都連絡会が開会日行動

 2月17日。今日から、都議会第1回定例会が始まりました。開会する直前のお昼休み、都民要求実現全都連絡会主催の「都議会開会日行動」(スタンディングと各団体のリレートーク)に参加しました。
 日ごろから、各分野で暮らしと福祉、教育を充実する都政にしていくためにがんばっている団体のみなさんがズラリ。やはり、こういう方々のねばりづよい日々のとりくみが都政を動かしているんだ、とつくづく感じます。そういう方々の前でスピーチするのは緊張しますが、思いをこめて連帯のあいさつをしました。

【私のスピーチ(要旨)】

いのち・くらし・人権を守る定例会にしたい
そう思ったいちばんのきっかけは…


 日本共産党都議団を代表して参りました、原のり子です。
 いよいよ今日から都議会定例会です。私は、この定例会を何よりいのちとくらし、人権を守る都政にしていくために力を尽くしたいと思っています。そう思ったいちばんのきっかけは、コロナに感染して自宅療養をしていた30代の女性の方が、周りに迷惑をかけてしまったと自ら命を絶つ…という本当に悲しいことが起きてしまったことでした。
 コロナはどんなに気を付けていても、誰でも罹る場合がある。かかった人が悪いのでは全くありません。でも、今の小池都政は、くりかえし、気を付けてください、感染しないようにしてください、感染させないでください、ということばかり言っています。だから、気を付けなかった自分が悪いんだ、と自分を責めてしまう…。そういう気持ちになってしまうのではないでしょうか。あなたは何も悪くない、というメッセージが伝わっていたらと思うと無念でなりません。そういうメッセージを発信できる都政に変えていきたい、と強く思っています。

都民の運動が都政を動かしている
その変化を確信に、さらなる前進へ


 コロナで大変ななかでも、都民のみなさんの運動が都政を動かしていることも実感しています。1つは、今回の定例会に、コロナ対策の最前線に立っている、都立・公社病院の独立行政法人化に関わる議案は出されませんでした! 2つめは、PCR検査が高齢者・障害者施設などで広く行われるようにようやくすすんできました。3つめは、大変な苦労をしている保健所を応援することについても今後の在り方を検討する、と都が言わざるを得なくなっています。すべて、みなさんの運動あってこそです!こ れをさらなる前進に結び付けたい。

都民のとりくみと心一つに
一致点での野党共闘もすすめたい


 そして、15兆円もの財政規模なのに、都立病院の看護師さんを減らしたり、高齢者や障害者の施設や保育園整備などにかかわる予算は軒並み減らしている来年度予算案も、命・くらし・人権を守る予算に切り替えられるよう提案していきます。私たち共産党都議団は、みなさんのとりくみと心ひとつに、しっかり論戦し、都議会内での一致点での野党共闘もしっかり進めていきたいと思っています。その決意を述べて、私の連帯のごあいさつといたします。
 ありがとうございました。

都議会第1回定例会の日程(予定)は、こちら から

都民要求実現全都連絡会主催の「都議会開会日行動」
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by hara-noriko | 2021-02-17 22:24 | 活動日誌 | Comments(0)

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