都議として4年 いちばん感じていること
2021年 05月 01日
市民の声と運動が都政を動かしている
都議会に行ってますます実感
2017年にみなさんの力で都議会に送り出していただいて、それから4年間本当に支えていただきまして、元気いっぱい、病気をすることもなく活動をしてまいりました。
私はこの4年間で、なんといっても市民のみなさんの声と運動が都政を動かしているんだということを感じています。もうこれがいちばんの実感です。議員がどんなに口先でうまいことをいっても、それで政治が進むわけではなくて、みなさんの声があることがはっきりと示されて、その力で変わっていくんだ、ということを都議会に行ってますます感じています。
障害者医療費助成の拡充の請願が継続審査に
新しい議会で実らせたい
この間も、障害者医療費助成の拡充をめぐって大きな前進がありました。とくに清瀬地域がこの運動の中心なんですけれども、これがもう大きく広がって、26団体による全都的な運動になりました。軽度の知的障害者の方を含めて障害者医療費助成を拡充してほしい、という請願が都議会に出され、継続審査になったんですね。本当にびっくりです。
請願の紹介議員は共産党と生活者ネットでした。紹介議員になっている議員が少ないと否決されることが多いんです。けれども今回は、反対はなく全会一致で継続審査になりました。
継続審査となったからには、次の新しい都議会でこれを実らせなければいけないという、そういうところにまできていますが、これも本当に運動があったからこそです。
都営住宅のエレベーター設置
毎年65基の予算を組み30基しかつけない
都営住宅のエレベーターの設置の問題も本当に切実で、みなさんからたくさ
ん声が寄せられ、市議団と連携して取り組んでいます。清瀬でも、ねばり強い10年近い運動もあって、ようやくエレベーター設置の見込みになった。そういう都営住宅も生まれています。
エレベーターの設置を求めるみなさんの声があるので、私、都議会に行って、初めて出た2017年の決算特別委員会で、すぐに取り上げました。そうしたら、エレベーターの設置の予算というのは、毎年65基、65台のエレベーターが設置できるという予算になってるんです。ところが、毎年30基しかつけていないことがわかりました。なんで65基の予算をつけてるのに、30基しかつけてないのか、と質問しました。
予算をつけたら実行すべきもの
清瀬でもエレベーターの設置が実現
都のあちこちから「エレベーターをつけてほしい」と声があがっているので、もし毎年30基のペースでいくと、すべてをつけるのにこの先10年かかってしまう。だからやっぱり、予算をつけたんだからそれをちゃんと実行すべきということを求めたわけです。
その後、さらに調査が行われて、清瀬の地域でもエレベーターを設置することになりました。これも、みなさんの声と運動があったからなんですね。
市民の声を届けるのが議員の役割
その大切さをかみしめながら
それで、私はそうした声をちゃんと届ける議員が地域にいるっていうことが必要なんだというふうに改めてそのことをかみしめています。みなさんの声をしっかり届けて、そして、都政の場で実現していく。その役割を果たしていきたいと、決意を新たにしています。
by hara-noriko | 2021-05-01 01:53 | 都議選 | Comments(0)