シルバーパスの拡充と補聴器補助   

高齢者の生活にかかわる2つのテーマ
シルバーパスの拡充と補聴器補助


 清瀬市と東久留米市で行っている「まちかどスピーチ」。シルバーパスの拡充、補聴器購入への補助―高齢者の生活にかかわる2つのテーマも、都議選(6月25日告示、7月4日投票)後の新しい都議会で議論をすすめていくことになります。私も、その実現のためにひきつづき力を尽くしたいと思っています。

もっと使いやすいシルバーパスに
私の大事な公約の1つ


 4年前に都議会に送り出していただきましたが、そのときから公約してきたシルバーパスの拡充をなんとしても実現したいと思っています。
 シルバーパスの負担額は、住民税課税で所得が125万円を超えると、年間1000円から一気に2万510円に上がってしまいます。これではとても使いにくい。負担軽減を求める声が大きく広がっています。共産党都議団は、みなさんがパスを利用できるように改善するために、▽3000円のパスをつくる▽都県境をまたいで使えるようにする▽多摩都市モノレールやゆりかもめでも利用できるようにする―という提案をしています。

共産党 2回の条例提案
東京都市長会からも要望が


 共産党都議団は、この4年間で2回の条例提案をしてきました。自民党や公明党、都民ファーストのみなさんの賛同を得ることができなくて、2回とも通りませんでした。でも、多摩地域26市の市長でつくる東京都市長会は、中間所得層に向けた新たな利用料軽減枠を設けることを東京都に要望しています。まさに、思想・信条、立場の違いを超えた要望です。
 シルバーパスの改善について、6月~7月に行われる都議選でもテーマに押し上げたい。そして、みなさんと力を合わせて、新しい都議会で実現したいと思っています。

加齢性難聴で補聴器が必要に
「高すぎて買えない」


 この4年間、私は、高齢者の補聴器の補助を実現しようと取り組んできました。加齢にともない耳が聞こえにくくなった方が補聴器を買おうとすると、とても高い。なかなか買えません。共産党都議団は、「聞こえのバリアフリー」の立場から、補聴器を購入する費用に対して補助をすることを提案し、条例提案をしてきました。

東久留米市議会で意見書可決
東京都医師会会長が共産党都議団の進歩に参加

 実は、東久留米市議会で共産党の市議団が「補聴器の補助を実施してほしい」という意見書を各会派のみなさんに提案して、自民党が反対しましたが、他のみなさんが賛成して可決されました。
 共産党都議団としてこのことを都議会でも取り上げて、補聴器補助の実現を求めてきました。東京都医師会の尾崎治夫会長が私どものシンポジウムに参加してくださって、加齢性難聴の補聴器への補助をすすめて、だれもが安心して高齢期をすごせるようにすることは大事なことだ、これに自民党も共産党もないんだ、とあいさつしてくださいました。
 共産党の条例提案はまだ通っていませんが、補聴器補助の実現を新しい都議会で必ず進めていきたい。みなさんと一緒に取り組みを強めていきます。

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「まちかどスピーチ」でも訴えています
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by hara-noriko | 2021-05-06 00:50 | 東京都政 | Comments(0)

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