都市農業の振興へ全力
2021年 05月 08日
農業者の声、本当に勉強になりました
きょう5月8日、共産党農業後援会のみなさんと一緒に、地域で農業者のみなさんの声をお聞きしました。本当に勉強になりました。いま農業を守っていくことがどんなに大事かということを改めて実感しました。
都市農業の振興へ
3回の本会議質問
私は4年前に都議になってから、共産党都議団のみんなと相談しながら、都市農業を守っていくことを質問で取り上げてきました。本会議で質問する機会が3回ありました。代表質問で1回、一般質問で2回です。3回とも都市農業振興を訴えました。
代表質問で国連「家族農業の10年」を取り上げる
都政の場でも実現していくことが重要
今年の2月24日、共産党都議団を代表しておこなった質問(代表質問)なかで、国連が提唱している「家族農業の10年」を取り上げました。家族農業こそ農業の柱であり、みなさんの命を支えている、ということが位置づけられています。これを都政の場でも実現していくことが重要であることを訴えました。国連「家族農業の10年」を踏まえた本会議質問は都議会初でした。
知事、「農業者を支援」と答弁
今後の大事な足掛かりに
「家族農業の10年」について知事の答弁も初めておこなわれ、「持続可能な東京農業の実現に向けて、農業者を支援してまいります」と答えました。知事が農業者への支援を答弁したことは、今後の大事な足掛かりです。
私は、東久留米市議会議員のときに農業委員をさせてもらい、それ以降、都市農業の問題を農業者のみなさんに教えていただきながら取り組んできました。農業振興でいちばん大事なのは、農業者のみなさんへの支援なんだということを実感してきました。そこがなければ、農業は守れません。
水と緑の清瀬・東久留米
農業を守る努力があってこそ
きょうは、落合川などで遊ぶ子どもたちの声がするなど、清瀬・東久留米の地域は水と緑が豊かです。みんなこの町が大好きで、引っ越ししてくる人もいるくらいです。そこには、たくさんの農地を守っている多くの農業者のみなさんの努力があります。農地があるからこそ、雨水も浸透し湧水も守られます。この環境を守っていくためには、この地域の農業者のみなさんを応援していくことが本当に重要だと思います。
農地を継続できるかどうか節目の時期
「がんばって農業続けたい」 その思いに応えたい
東京の農地の約半分を占める生産緑地。その多くが2022年に指定期限を迎えます。農地を継続できるかどうかという節目の時期になってきました。アンケート調査などで、多くの農家のみなさんが、あと10年生産緑地として守っていきたい、といっています。後継者の問題も心配ななかで、10年がんばって農業を続けようと多くの方が判断しています。
そのことを応援していくことこそ、大事です。代表質問は、そういう立場で生産緑地の問題を取り上げ、質問しました。これに対して、産業労働局長から「生産緑地に関する、いわゆる2022年問題につきましては、多くの農地が特定生産緑地に移行できますよう、地域の農業委員会等と連携して制度の周知の徹底を図っている」との答弁がありました。
都議選でも都市農業を争点の1つに
環境を守り農業を振興する政治をご一緒に
清瀬・東久留米地域の大きな財産である都市農業をしっかり守っていく。そのことが、いまいよいよ重要になっているということを心から訴えます。6月から7月にかけておこなわれる都議会議員選挙でも、都市農業を守ることを大きな争点の1つにして、みなさんと一緒に、環境を守り農業を振興していく政治を前にすすめたいと思います。
by hara-noriko | 2021-05-08 23:46 | 東京都政 | Comments(0)